とりとめのない思いの随に

第69回 名は体を表す――ペンネームの決め方

　こんにちは、Askew（アスキュー）です。

　最近、べらべらと文字数が多かったので今回は簡潔に。

　Askewってなんぞ？　という話。

　僕は「字面」と「音の響きの可愛さ」でペンネームを決めました。

　まず、Askewとは「斜めに」「曲がって」「ゆがんで」という意味です。

　ペンネームはやっぱり自分を表したものがいいと思いましたが、漢字では「歪、拗、捩」など、なんかぱっと見で悪い印象がついてしまうので避けました。でも、英語ならかっこいい感じ出ませんか？ Dust（ホコリ）とか、Eraser（消しゴム）とかでも。

　look askew at～で「流し目で(さげすんで)見る」という意味らしいですが、流し目は流し目でもまつげは金！　瞳は青！　みたいな気がします。もちろん、現実ではありえません。正気を失った譫言（うわごと）です。砂上に作られた虚構なのです。やめて、もうそれ以上言わないで。

「ひねくれた」を英訳すると twistedやらcynicalやら tricksterなどが出てきたのですが、響きが長すぎる。名前としては呼びにくくてしょうがない。それに、可愛くない。

　そこで目に付いたのが、Askewでした。

　僕は結構このペンネームが気に入っています。

　それに、飛び上がるくらい嬉しいレビューを頂いて、もっと好きになりました。

　I'd like to ask you（アスキュー）.

　あなたに聞きたい。どうしてそうなってしまったの。うん、僕も聞きたい。どうしてこうなってしまったの。――あぁ、まさに僕自身だな、とレビューを頂いてはっとしました。

　キーボードでもタタンッ、タンッ、タタンッってリズムが良いし。

　よく知らない単語だから意味も入って来にくい。

　程よく短いし、響きもなんだか可愛い。

　アスキューですよ、アスキュー。

　キューって響きが良いですよね。

　ナマカフクラガエルの鳴き声みたいですね、可愛い。

　ハクビシンの鳴き声でもいいですかね、可愛い。

　モルモットもキューと鳴くのだとか、可愛い。

　更にカタカナから訳すと、尻（アス）の行列（キュー）ですよ。

　やっぱり、可愛い。