第40回 僕 vs 1,082億人
いやー、小説はともかく、エッセイは単純な思いを書いているだけに、人のための創作論とかと違い、反応がないと続けられないですね。応援・コメント頂いていつもありがとうございます。ひらひらと舞う面白そうな考えを出来る限り掴まえていきます。
さーて、前置きが長くなりましたが、今日のテーマは「唯一無二のアイデアなんて必要ない」です。
僕は自分にしか発想できないことなんてない。と強く信じています。だから、アイデアで勝負しようなんて考えにもなりません。どんなに個性的だと思うアイデアも現在・過去の中で誰かが思いついているはずです。
いままで地球上に生まれたヒトの数は、1,082億人だそうです。(※1) 唯一無二とは、つまり、僕 vs 1,082億人。うん、勝てるはずもありません。日本でトップになったこともないのに、無謀すぎる数字です。もちろんイノベーターは存在するのですが、性格的に向いていません。
では、なにで勝負するか。
表現。
この一言に尽きます。発想が良くても、言わなければ、書かなければ意味がありません。アイデア自体の奇抜さは誰かが思いつく程度のものでしょう。むしろ、コンサバな僕は型をやぶるより、安心して好きな流れを書きたいです。しかし、プロットが似通っていても、人物の設定、言葉選び、セリフの順番などすべてが一致することなんてないと思います。だから、そこに差が生まれる。そこを何とか自分なりにより面白く出来ればなぁ、と思っています。
とはいっても、その表現すら未熟すぎてお察しの状況ですけどね。
アーロンに言い放った、かつてのルフィのようにカッコよく言ってみたいものです。
「おれには何もねェんだコノヤロー!! アイデアも持ってねェし!! 料理も作れねェし!! ウソもつけねェ!! おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!! 」
「そんなプライドもクソもねェ てめェがまともな人間の器か!!? てめェに一体何ができる!!!」
「誰かを微笑ませられる」 ドンッ
ってね。
※1) What If Every Human Ever Born Came Back to Life Today? (2017)
https://youtu.be/l-S34gZ3xwg
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