第19回 小説のイメージ色

 現在、短編を執筆中ですが、管理画面に自分の話が並びますよね。そして、なんとなくイメージが似てしまっていることに気が付きました。


 僕は色のイメージを持ってから、作品を書いていくことが多いです。書き始める前キャッチコピーは決まっていなくとも、キャッチコピーの色だけは決めています。


 文字だと分かり難いですが、薄い青色や緑色、濃いくすんだ色が多いんですよね。そして、5作目は少しくすんだ黄色に近いかなぁ。短編集の予定なので、エピソードによって変わってくると思いますが……。


 それにしても鮮やかな原色のような作品がないんですよね。どれも薄くかすれていたり、濃く滲んでいたり……。書きたいものを書いていたらそうなったのですが、いつかはしっかりとした色の物語が浮かべば良いなぁ。


 みなさんの小説の色はなんですか?






 1作目(おはよう―)は、色相は青、彩度は低め、明度は高め

 薄い青。

 薄浅葱うすあさぎに近いかなぁ。


 2作目(好きなもの―)は、色相はだいだい、彩度は低め、明度は低め

 濃い茶色。

 灰茶はいちゃとか、鳶色とびいろの感じ。


 3作目(バケモノ―)は、色相なし、彩度なし、明度はゼロ

 つまり、黒です。


 4作目(本作)は、色相は緑

 薄い緑。

 若菜色わかないろとか、若苗色わかなえいろが良いなぁと思っています。これだけ希望。



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