第4回 文章硬くない……?

 このエッセイのキャッチコピーは「ふわふわとした頭の中を、ふわふわと文字にします」なのですが……。いや、文章硬くない……? 全く、ふわふわと文字にできてないよ。


 ふわふわしてるのは頭の中だけで、文章はガチガチになっちゃってる気がする。読み返してみたら何だろう、お酒を飲んでない酔っぱらいの戯れ言みたいな……?


 まず、第1回からコンサバティブな人間ってなんだよ。もうちょっとふわふわしなよ。テーマ選びを完全にまちがえた気がしてなりません。



 ……ま、まぁ、それはともかく、文章のやわらかさってありますよね。

 僕は文章にただよう、あのやわらかな空気がとてもすきです。

 

 どうすれば出るのか?

 ひとまず、そういう作品がもっている特徴・イメージをあげてみました。


 心地のいい文章のリズム。

 ちいさい子どもが嬉しくてスキップしているような軽やかさ。


 まざりっけのない澄んだことば。

 ありのままのすがたで、すっと染み入ってくるような言い回し。


 世界のあざやかな描写。

 パステルカラーにあふれていて、漂っているみずみずしい雰囲気。


 淡い色のなかで光る、灰色のこころというコントラスト。

 そして、さわやかな風がふきぬけるような読後感。 


 これらを表現できれば、でるのか?!

 出そうとしているところが、すでにダメな気がする。


 せめてもと思って、ひらがな多めにしてみましたが、やっぱり小手先だけじゃどうにもならないですね。そんなんじゃないんだなぁー。あの感じはなんかなー。




 あとがき


 やわらかさと聞いて、ぱっと思いついたのは森絵都さんですね。

 文章も表現も、ストーリーもすごい好きなんです。

 なにより、その特徴はやわらかさにあると僕は思うんです。


 あの突きささるようなやわらかさは、なにが生みだしているのでしょうか……。

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