第10話




「アレは・・・?」



オレは

岩山の中腹あたりで

人工物を見つけた。


それは

岩肌に似せた

扉だった。



騎乗では

見つけることが出来ない

絶妙なその位置は


さらに

低木が目隠しになっていて

遠目からは岩肌にしか見えない。



扉を開けて中を確認する。


中は

洞窟になっているようだ。






オレは

ルーナを抱き直して

洞窟へと足を踏み入れた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る