第8章 大攻勢~ From the inner side ~

1.


 12月14日、日曜日。学生寮近所の公園で、幸太郎は久美に棒術の稽古をつけてもらっていた。

 冬らしい曇り空の下、北風は吹きさらしの公園内を容赦なく侵していたが、稽古をする2人にはその力は及ばないようだ。幸太郎は汗だく。久美は涼しい顔である。

 朝9時から始めて身体を動かしっぱなし。1時間で休憩にしてもらう。ベンチにへたり込み、ペットボトルのお茶を飲む幸太郎に、さすがに額にうっすらと汗をかいた顔で久美が話しかけてきた。

「大丈夫ですか? コウ先輩」

「ああ……」それ以上は荒い息で声が続かない。

「正直、悪くないですよ、動き」

 久美が珍しく幸太郎を褒めた。幸太郎を見つめながらつぶやくように言葉をつなぐ。

「でも、これも正直な話、付け焼刃でしかないと思いますが」

 やっと息を整えて、幸太郎はうなずいた。

「うん、それは分かってる。でも、脚捌きとかに慣れておけば、《久美》にもっと自在に動いてもらえるから」

 そこまで言って、幸太郎は気付いた。久美の端正な顔がやけに赤らんでいることに。

「呼び捨て……不本意です。こんなシチュで」

 なぜか脚をモジモジさせながら、久美はぷいと横を向いてしまう。

 ゴメンと謝りながら、呼び名の変更機能がゲームになかったことを思い出し、幸太郎は心の中で毒づく。

(絶対わざとだ。あのマッドSEめ)


2.


 稽古を再開してさらに1時間。幸太郎は文字通りヘロヘロになり、『ちょっとトイレに行ってくる』と言い残して、ふらふらしながら行ってしまった。久美がその後姿を眺めることしばし。

「あれ? コウは?」

 いきなりの背後からの声にびっくりして振り返ると、立っていたのは、綾だった。

「え? もしかして、綾さんも?」

「そう。ゲームのリアクションメールで呼び出されたのよ。『日曜日の午前11時に、公園で会いたい。リアルで。』って」

 そう言いながら、綾は久美の手元を見て驚いた。

「ていうか、なにその棒? もしかして、コウと稽古してたの?」

「はい。綾さんも、コウ先輩が空手の稽古をつけてもらうために呼ばれたんじゃないかと。あれ、フリー入力メールですし」

 メール来たとき、確認しなかったんですか? と久美は綾を見つめて問う。

「あ、ああ、確認ね。するの忘れてたわ。あははは――」

「なるほど。それでそのキメキメキュートな格好ですか」

「ち、違うわよ!」

 綾は、真っ白なセーターに黒のミニスカートといういでたち。久美が畳み掛ける。

「でも、そのサコツとナマアシは、どう考えてもコウ先輩に見せるためですよね?」

 寒がりなのに無理しちゃって。久美のすまし顔の下に秘められた嘲りを悟って焦り顔の綾は、強引に話題を変えてきた。

「で、本人は?」

 久美は綾に、幸太郎がトイレに行ったことを告げた。でも、と久美はあえて付け加える。

「わたしとの稽古でかなりヘロヘロですから、手加減をされたほうがいいかと思います」

「ふーん――」

 綾のダークブラウンの瞳から放たれた視線が久美を射る。

「久美ちゃん、最近コウに優しいよね」

「……そんなことは、ないかと」

 口癖の『不本意』すら入れ忘れて久美は知らぬ存ぜぬを決め込もうとするが、そこへ、ああそういえばと綾の追い討ちがかかる。

「前々から不思議だったんだけど、なんでコウだけ『先輩』が付くの? ねぇ?』

「それは、コウさんは先輩で、わたしは後輩で……」

 またも脚をもぞもぞさせながら視線を外し続ける久美に、あえてもう一度訊く綾。あくまで分かった上で追い込みをかけようとする目の前の追及者に、久美は逃げを打った。

「なにがですか? というか、コウ先輩とメアリとの密会を見て、綾さんはなにも思わなかったんですか?」

「ああ、あれね」

 ふふん、と鼻で笑って、綾は仁王立ちで久美をにらみつけた。

「佳織はまだ騙されてるみたいだけど、わたしをハメようとしたこと、貸しにしておくからね?」

「うふふふ」

「うふふふ」

 口元にだけ笑みを浮かべ、にらみあう2人の女の子。そこへ帰ってきた幸太郎は綾に連絡不足をなじられ、久美の分も含めた昼飯を稽古前に奢らされる羽目になった。

 ベンチの上、幸太郎のカバンに入っていたサターディアのコントローラーが小刻みに震えていたことに、誰も気づくことなく。


3.


 夕方。幸太郎は久美と、久美が呼び出したメアリとともに、綾の下宿先である彼女の叔父宅にお呼ばれしていた。ほかほかの水炊きをご馳走してくれるというのだからありがたい話で、実際幸太郎は月に1、2回ほど佳織やジョンとご馳走に預かっている。のだが。

「あれ? 佳織は?」

 リビングで綾の叔父さんとメジャーリーグ談義に花を咲かせていたジョンに幸太郎が問うと、ジョンは首をかしげた。

「え? てっきりコウが呼ぶと思ってたのに」

 俺が呼べるわけないだろと幸太郎が憮然とした表情を作ると、ジョンは携帯を取出し佳織に電話を掛けようとした。だが佳織のアドレスが呼び出されたジョンの携帯に横から指が伸びたのは、彼がまさに通話ボタンを押そうとした瞬間だった。

「……ミドリさん、ナニスルンデスカ?」

 ジョンの顔に浮かぶ疑問に答えるは、綾の叔母、緑。彼女がボタンを先に押して、アドレスの表示を消してしまったのだ。

「佳織ちゃんはね、呼んでないの」

 幸太郎たちはおろか叔父さんまで凍りついたリビングで、緑は笑みを絶やさず言った。

「だって私は綾の叔母よ?」

 うふふふふふふふ。緑は笑いながらリビングを出て行った。ややあって、久美がメアリに目配せをする。

「……そだね」

 メアリはうなずくと久美と一緒にリビングを出て行った。訳のわからない幸太郎がジョンのほうを見るも、逆にジョンに見返される。

「コウ」

「なんだよ」

「爆発しろ」

「なんでだよ!」

 ごはんですよーうふふふふふ。やがてキッチンから聞こえた緑の声は、なぜか妙に禍々しかった。

 結局訳のわからぬままその声を潮に幸太郎たちがキッチンに行くと、シャワーを浴びたらしく、髪が生乾きの綾が妙にかしこまって先に座っていた。その彼女に叔父が声をかける。

「どうした綾? 今日はオメカシさんだな。いつものジャージごふっ」

 妻からわき腹にエルボーを突き込まれうずくまる夫。一足先に来ていた久美とメアリは何ともいえない表情で席に着いている。幸太郎とジョンが叔父さんを気遣いながらも席に着くと、緑の宣言で鍋の蓋が取られて夕食が始まった。

 日中のハードワークもあって食べ物が喉を通るか心配していた幸太郎だったが、左隣に座る綾がよそってくれた鍋の具を息で冷ましながら頬張ると、お椀に入っているポン酢とすだちの汁が鶏肉や白菜に程よく浸み込んでうまい。すっかり元気になって具をむさぼる幸太郎の対面では、メアリが早くもお代わりをしていた。

「うぅぅん Parfaite ! 鶏肉に醤油って、唐揚げもそうだけど悪魔的な組み合わせよね!」

「メアリ、野菜もちゃんと食べないと」

 久美に白菜やネギをお椀に追加されて不満げなメアリの表情に、緑がくすくす笑った。

「メアリちゃんはお野菜苦手なの?」

「ええ、まあ。そもそも、野菜って付け合せの温野菜以外はサラダを少しくらいしか食べたことがないものですから」

 ああそうか、メアリは貴族のご令嬢だっけ。それとも狼だからか? 幸太郎はおもわず右隣のジョンに語りかけようとして慌てて言葉を飲み込んだ。ジョンの訝しそうな視線をごまかすために、綾にお代わりを要求する。

「え? ……ああ、うん」

 綾のどことなく心ここに非ずな返事を幸太郎が気にしている傍で、ジョンがお椀の中身を掻き込んで一言つぶやいていた。

「まったく、ろくな野菜料理がないから食べたくても食べられません、って言えばいいのに」

 ああ、ライムだけはふんだんにあるんだっけ。ジョンはそう言って笑った。メアリの眼がたちまち吊り上がる。

「毎日ジャンクフードを Coke で流し込んでるだけの貧乏人には言われたくないわね」

 あら、そういえばサプリメントだけはふんだんにあるんでしたっけ。

 し つ れ い。

 そう言ってメアリは口に手の甲を当ててお淑やかに笑う。

「久美ちゃんは好き嫌いはないの?」

 と Yankee と Limey のにらみあいをさりげなく無視して、緑が久美に尋ねた。

「はい。母は好き嫌い以前に食べ残しは許さない人ですし、祖父や父が作る料理がとてもおいしいので、自然に好き嫌いは言わなくなりました」

 でも祖父は中国出身なのでつい量を多めに作ってしまい、母とはよく喧嘩してるんです。そういって微笑む久美。レアなその表情に見とれていた幸太郎だったが、左肩にかかった重みに気づくのにそう時間はかからなかった。見ればとろんとした眼も怪しい綾の頭が、幸太郎の肩に乗せられているではないか。

「おい、綾? どうしたんだ?」

「ねぇ、コウ――」

 熱っぽい瞳が幸太郎に向けられる。

「こどもぉ、なんにんほしぃ?」

 ……は?

「綾、お前はなにを言ってるんだよ?」

「いやぁぁん、なんにんもってぇ。そっかそっかぁがんばらなきゃ」

 かなりきわどいエスニックジョークまで繰り出していたジョンとメアリまで目を丸くして、頭を幸太郎の肩に乗せたままクネクネしている綾のほうを見ている。

 ご飯を噛みながら薄目で綾を見つめている久美と、やはり薄目ながらにこにこしだした緑と。4人の視線を受けていることに全く気付かないご様子の綾は、やはり頭を幸太郎の肩に乗せたままのたまった。

「うふ、うふふふ。コウったら、かおりとはさんにんまでしかだめよぉ? くみちゃんとぉ、めありとぉ、えとあのおとこぎらいなくせにずうずうしいおっじょうさまはぁ、ふたりずつでぇ」

「ちょ、お前なんで酔っ払ってんだ?」と幸太郎はようやく綾の異変の原因に気づいた。

 今年の正月この家にお年始のあいさつで佳織と来たとき、叔父が飲み残したお屠蘇を間違えて飲んでしまった綾がこんな状態で絡んできたのだ。あのときのお題は、たしか“2人のスィートホームの間取りと飼い猫の数について”だった。

 綾のある意味熱のこもった家族計画の吐露はまだ続く。

「うふふ、これでさっかーちーむができるわねぇ。みどりおばさんはかんとくでぇ、こどもはひとりっと」

 ここで、ご飯を咀嚼し終わった久美が口を開いた。

「綾さん、なんでわたしが2人しか産めないんですか?」

「ツッコみどころはそこ?!」

 幸太郎が叫ぶのとほぼ同時、やおら床から立ち上がりガバッと緑を抱きしめる者あり。

「妻は渡さん!!」

「オジさんもポイントが違う!」と幸太郎が再び叫んだ次の瞬間。

「あっつぅぅぅぅいっ!!」

 綾が右手の指を押さえて絶叫し、大きくのけ反ってそのまま椅子ごと後ろにひっくり返った。

 大丈夫かと傍に寄った一同から、メアリが一言。

「綾先輩、今日は純白ですね」

 その言葉に反応し、あわててスカートのすそを使って隠す綾。酔いにプラスして羞恥心で真っ赤な姪を助け起こしながら緑が幸太郎に告げた。

「じゃ、幸太郎君? 見ちゃったことだし、責任取ってね?」

 なんでそうなるんですかと返す幸太郎に人の道を説き出すオジさんまで加わって、この日の鍋は幸太郎たちにとって慮外の大騒動となった。


4.


 夜も更けての帰り道。メアリと久美の謎解きが始まった。

 綾が酔っぱらった原因を緑は説明していた。買い置きのチョコレートボンボンを綾がつまみ食いしたせいだと。確かにチョコは食べたそうな。

 だが、そうではないのだとメアリは言う。

「だって、ボンボンの匂いなんて食堂にもリビングにもしませんでしたよ」

 そしてメアリは断言した。全員の分が既に用意されていたお椀に入れてあったポン酢。あれに、すだちに紛れて日本酒が微量ながら混ぜてあったのだと。

 ああそうか、鼻が利くんだなやっぱり。得心がいった幸太郎と反対に、ジョンは不思議そう。

「そんなことわかるんだ、すげぇなメアリ」

 それ以上突っ込んだ追求をしない相棒のおバカさ加減に密かに胸をなでおろしながら、幸太郎は謎解きの続きを女子2人に促した。

「緑さんの仕掛けだとすると、あのままいけばコウ先輩に貞操の危機が到来しかねなかったので、こちらから対処させてもらいました。綾さんには申し訳ないですが」

 具体的には、緑が夫に抱きつかれて視界を遮られた隙を突いて、久美が煮立った鍋汁の飛沫を綾の指先にオタマで飛ばしたらしい。ちなみにお正月のときは、思い出すだけで震えが来るくらいの表情をした佳織が綾を引き剥がしてくれて、事なきを得ていた。

「……なんというか、クミちゃんもすげぇな」

 感心しきりのジョンに、久美は今回の顛末が意外であったと打ち明けた。てっきり私たちの口に入るものに何か仕込んでくると思っていたのに、まさか綾だったとは、と。何が仕込まれたか事前に匂いで確認するためにメアリと一足先にキッチンに向かったのだという。

「うん、久美ちゃんたちは何と戦ってるの?」

 幸太郎としては気の利いたことを言っているつもりだったのに、みんな乗ってこない。あまつさえジョンにはため息までつかれる始末。ため息のわけを問おうとした幸太郎をメアリが呼び止めたのは、日中に稽古を付けてもらったあの公園の前でだった。

「あの、こないだはありがとうございました。ちゃんとお礼を言ってなかったから」

 もしかして、ナイショを貫いたことだろうか。ジョンが何かキナ臭そうな顔をしてるし、ここは適当に相槌を打って、と。律儀に頭を下げているメアリに笑いかけ帰ろうと踵を返した幸太郎にとって、それは嬉しい不意打ちだった。

 ぷに。

 幸太郎の背中にメアリが抱き着いてきたのだ。

「えへへ、お礼お礼♪」

 自分のピーコートと彼女のダッフルコート。分厚い生地がダブルなのを差し引いても、背中に当たる柔らかくぼりゅーみぃな胸のふくらみがむにむにと押し付けられてくるのがよくわかる。その得も言われぬ至福の感触に幸太郎の思考は停止し、次の瞬間彼の背中を疾風が駆け下りた。

「はっ!!」

 裂帛の気合いとともに風を巻いて振り下ろされた棒が、幸太郎とメアリを分断していた。いや、気合の主にとっては分断失敗だったようで。

「ちっ、その脂肪の塊を削ぎ落すつもりだったのに、不本意だわ」

「久美何するのよ! ていうか、どっからそのモップ持ってきたのよ?!」

 メアリがバックステップしながら、床掃除用のモップを手に再び構えを取る久美をなじる。

「そこのトイレからよ」と久美がさらり。

「汚いわね!」

「汚い?」

 久美の端正な顔が怒気をはらむ。

「汚いのはあなたじゃない。この間あなたがやったこと、私にやらせたこと、忘れたとは言わせない」

「そうね」

 メアリの瞳に一瞬だけ揺らぎが見えたが、すぐに強い意志の光が宿った。歯を剥き出しにして低く唸り始める。

 いやメアリ、それはジョンの手前まずいだろう。久美の攻撃に対してなのか、それを避けたメアリの素早い動きに対してなのかはわからないが、ジョンがあっけに取られている今がチャンスだ。

「二人ともそこまでにしなよ」と幸太郎は一方的に告げて間に割って入った。

「メアリ、ありがとな。でもやりすぎ」

 まず仕掛けたメアリをフォローして彼女が落ち着くのを見届け、幸太郎は久美のほうを向いた。

「久美ちゃんもありがとな。あやうく佳織に絞め殺されるエンドになるところだったぜ」

 それにしても凄い一撃だったな、さすが師匠。幸太郎が褒めると、とたんに久美はしんなりとなってしまった。

「そ、そんなシチュでまた……」

 脚をもじもじさせながら自分の体をきゅっと抱きしめる久美を、メアリがじっと見つめている。

「おーい、3人さん、カエローゼ!」

 やべ、寮の門限ギリギリじゃん!

 幸太郎はジョンと連れだって走り出した。ジョンの物問いたげな視線とカバンの中で振動する筐体を無視しながら。


5.


 メイドに風呂の支度を命じた後、真っ暗な部屋に明かりをつけて、メアリはいたって厳かな顔でパソコンの電源を入れた。この数週間眼を向けかねていた現実と向き合うため。区切りをつけるため。

 メールソフトを起動しサーバに溜まっていた大量のメールを取り込む。タイトルをざっとながめ、メアリは大きく息をついた。

 来ていない。父からも。姉からも。そして、彼からも。

「よし」

 メアリは首の骨を鳴らすと、一行だけのメールを書いた。

『 Good-bye , David . 』

 彼のアドレスに送信するとき少しだけ震えた自分の指に苦笑し、メアリはパソコンチェアに背をもたれかけさせた。白い天井を見るともなく眺め呟く。これで、ボクは独り、いや一匹なのか。その時彼女は幸太郎の言葉を思い出した。

 メアリはヒトだよ。俺と会話できてるじゃん。

 ありがとう、先輩。事実は変わらない。ボクが Werewolf であることは、変わらない。

 でも、先輩はボクをヒトとして見てくれている。ボクを見てくれている。だから。

 サヨナラ、デイビッド。

 彼女は唇の端を釣り上げ、犬歯を少し剥き出して笑う。幸太郎に抱きついた時のことを思い出したのだ。そのとき嗅いだ幸太郎の匂いは幸太郎だけのものだった。つまり、まだ佳織と割り無い仲になってはいないということ。

 どうやってマーキングしよっかな、ふふ。

 メアリはとりあえず肢体を磨くべく風呂へと向かった。

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