第3話 最初の町、リクル

「ありがとうございます」

そう言って貰った干し肉を食べた。

・・・・・しょうじき言ってそんなに美味しくない。

「それそんなに美味しくないですよね?」

・・・なぜわかった。

「顔に出てますから」

「・・・」

「・・・」


☆★☆★☆★☆


「着きました」

「ふぇっ?」

「……寝てたんですか」

そう言うと結構大きめな町に着いた

「さっき話してた事聞いてました?」

……さっき話してた事?

「ごめん、聞いてなかった」

「それなら説明します」

この人が話したのは、

まず、この町はリクルと言う。

そしてリクルは領主がいないため、

基本的な事以外規則はないと言う。

そして、この世界では、火・水・風・光・闇・聖、の6つ

の属性がある。魔法はイメージから出来るらしい。

そしてやっている所をみせてもらった。

私もやってみた、小さい炎を出すことができた。

それから、名前を聞き忘れていたので、聞いた。

「あの、忘れていたのですけど、名前なんて言うのですか?

自分は……ルイ、ルイ・ブラッドです」

我ながらいい名前ができたと思う。

「僕はロイ・クラットです」

「・・・」

「・・・」

「ではここで」

「はい」

私は噴水がある広場で別れた。

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