語り手

とても綺麗な顔立ちの優しい鬼だった。。。





「それがお父さんとの出会いよ」


娘に夫との出会いを話すことは少し恥ずかしかったが、色々思い出した


私はそのあと家に帰り鬼を家に上げた


遠くへ行ってしまった鬼や化物、妖一行を追いかけようとした優しい鬼に私は言ったのだ


「お酒と食べるものはうちにもあります

よろしければ少し上がりませんか」


初めて声を出した

家に送ってもらってる時は指を指すだけだったから


彼は目を丸くしていた

自分でもなんで引き止めたかは分からなかった

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