第15話 唐沢さんありがとう
ほんとにこの言葉、心からそう思うのです。
ブロックされたから(笑)
私はね、唐沢さんの裏の顔わかってましたよ。最初から思ってました。あまり人を顔とかで判断はしたくないのですが、分かりますよ?
それにね、私はほら、人の心の中が見えますからね。それでもね、良かったんですよ。所詮、ネット上の遊びなのだから。楽しめるのなら本性とか関係ないこともあります。
それに、そんなに一生懸命応援してはなかったのです。一度この人は駄目だと思い離れた時期もありました。なので、その間に、倉田さんとのコラボ的なことも知らなかったのです。何故戻ったのか?
たまたまですよ?
私はやはり集団の中に入って団結するとかいうのは苦手なんですね。
唐沢さんはイケメンなのに、唐沢さん推しの人はひとりもいません。おかしいでしょ?他に推しがいて、暇なときに唐沢さんのルームに来るという人がほとんどです。
それは私もそうでした。ジョニーがいるし、拓也もいましたからね。ゆうきくんのところとか、他にもいますから行くルームは。
あなたはここのルームの人、と決められるのは嫌なんです。だから倉田〇〇担当、をもらったときに、悩みましたよ。
初期メンバーさんと仲良くなるのは難しいですから。それにイベント中は、助け合いで、他のルームから応援に来て、リスナーはそのルームにお返しに行かなくてはならないシステムみたいなことになってて、ほんとにウンザリします。
知ってる方は知ってますよね?久保田くんのルームで、そういうことがあって、私は行くことをやめたのです。
配信者同士が繋がるの嫌なんです。唐沢さんのルームにいた時も、配信者ばかり入ってくるので、嫌になって行くのやめたんです。
だけどほら、配信中のひとたちの中に知ってる人がいると、つい懐かしくて?入っちゃうんです。
「あ、さっちゃん来てくれた!」そう言ってくれると嬉しいじゃあーりませんか?単純なので。
そこからまた唐沢さんルームにも行くようになったんですけど、最初のイベントが、あまり応援できてなくて、最後にみんなで必死になって達成させた、ということもあり、今度のイベントは、全力で唐沢さんを応援しようと決めていたのです。
唐沢さんの裏の顔というか本性というのか、とにかく言葉が酷い!特定の人に向けてはいないのだけれど、そんなこと思っているんだ、といつも思うのです。
まぁ私も人のことは言えませんけど、あんなことは言わない、お年寄りを馬鹿にしていたり、本音とかそういうレベルじゃなくて、disってるということです。
おばちゃんのことも馬鹿にしているので、グサッときますからね(笑)あなたもおじさんじゃないのって思うんだけど!
唐沢さんも、倉田さんも、久保田くんみたいにやめることになると、私は思っています。
原田さんは倉田さんになんでも命令されて、倉田〇〇担当を付けられたひとたちも、倉田さんの指示で動かなければなりません。
おかしいでしょ?
唐沢さんのファンルームに「倉田さんありがとう」とコメントしてフォローを外しました。
夜中に2回配信したようです。そんな人を応援していたらこちらが倒れます。
だからブロックしてくれてありがとう。なのです。
助かった!ほんとに!
悪いことがおきても、それは私が助かることなのです。
同じイベントに、ゆうきくんが2位にいますから、堂々とゆうきくんの応援できます!
ゆうきルームでも、ちょっとあって、行けなくなってたんですよ。初期メンバーの女との喧嘩でね(笑)
ゆうきくんを私が1位に押し上げてみせますよ!唐沢さん残念でしたね!
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