質問4.魅力的なキャラを書くためにどんな工夫もしくはどんなことを気をつけていますか?
僕の作品において、もっとも弱いと言われているのがこの点です。
なので、工夫は足りていないと思います。
その上で、最近気をつけていることを書くならば、設定とキャラクターのギャップでしょうか。
連載中の『異世界で双子の勇者の保護者になりました』を例に取ります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888170867
この作品の魔術師指南を担当してるブライアンというキャラがいます。
タンクトップ筋肉隆々オカマな魔術師指南というキャラです。
われながら、トンデモナイ(^_^;)
その前に剣術指南のミリスというキャラがいて、これは典型的な女性剣士に設定しました。
なので、魔術師指南の方は何か工夫したいと思ったんですね。
そこで、考えたのは、魔術師指南キャラってどんなイメージかなというものでした。
まず、典型的なのは(作中で主人公も叙述しているとおり)、白髪のじいちゃんかばあちゃんでしょう。
なので、これは没。
ついで最近の流行であれば、ちょっと露出度高めのお姉さん。あるいはエルフのお姉さんでしょうか。
なので、これも没。
次に思いついたのは、意外なところで実はちびっ子キャラ。
しかし、これもつまらない。あと、双子とキャラが被るので没。
……といったように、『ありそうな設定』をどんどん思いついて、それを全部消して、気がついたら上述のブライアンの設定が残りました。
もっとも、これでも過去に類例はあると思います。
それでも、書いていて非常に楽しいキャラになったのと、全く類例のないキャラをつくるのは、これだけ物語というものがあふれかえっている以上不可能なので、ブライアンというキャラを採用しました。
……と、まあ、こんな感じですけど、結局僕はキャラ作りは下手ですね。
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