第5話学園そして屋敷
別室について、父のカイラルとラクラスが席に着くとアムレル王が今回の学園の転入の件について聞いた。
「ラクラスよ、今回はありがとう!、それと学園の転入の件だが、いまから学園を一緒に見にいこうと思うが、どうかな?」
アムレル王が、ラクラスにいきなり学園に転入するのではなく1度見に行こうと誘った。
「わかりました」
「ラクラスは、6歳だから、私の娘と同じ初等部1年だな!」
そう王は言うと、王の隣にいた2人の女の子がラクラスの手を掴んだ。
「これからよろしくお願いします、ラクラス君!」
「よろしくね、ラクラス君!」
「は、はい」
ラクラスは、嬉しそうな2人の女の子を目の前に戸惑っていた。
「自分は、ラクラス・レギオンです!」
「私は、レドーナ・アムレルだよ、よろしくお願いします!」
「そして、私は、シドネア・アムレル!、よろしくね!」
そして、シドネアとレドーナとアムレル王と父のカイラルと一緒に、アムレル王国の学園へと向かった。
───30分後───
「ここが、学園だ、ラクラスよ!」
アムレル王はそう言うと、1人の男性が走ってきた。
「こんにちは、王よ、今回はどのようなご要件で?」
男性は、呼吸を荒らげながら言った。
「今回は、このブラックベアを瞬殺するラクラスをこの、学園に入れようと思ってな」
「そうですか、わかりました」
アムレル王の言葉に、その男性は、あっさりと承諾した。
「それで、いまから学園に転入するんですか?」
「いや、転入は明日だ、今日は下見だ」
「そうですか」
その男性はそう言うと、ラクラスな目の前にきた。
「私は、この学園の学園長をしているシャルティガナ・オレイオンです、よろしくね、ラクラス君!」
「よろしくお願いします」
シャルティガナ学園長とラクラスは、握手をして、学園へと入って行った。
───2時間後───
「それでは、明日から学園の転入なので、身体をゆっくり休めて下さい、ラクラス君!」
「わかりました」
ラクラスがシャルティガナ学園長にそう言うと、学園を出て次に新しいラクラスの屋敷へと向かった。
「どんな屋敷だろう?」
「メイドと執事と料理人と世話係も見張り係もいるぞ、ラクラスよ」
「そ、そうなんですか!」
ラクラスは、アムレル王の完璧な屋敷の完備に驚いた。
「もうすぐ着くぞ、ラクラスよ」
もうすぐ着くと言う言葉にラクラスは、期待を高ぶらせていた。
───10分後───
「でかい!、ラクラス!」
父のカイラルが、1番びっくりしていた。
「これからよろしくお願いします、ラクラス様!」
執事の人がそう言うと、父のカイラルが興奮していた。
「父さん・・・」
父のカイラルの行動にラクラスは、恥ずかしいのと呆れていた。
「それでは、夕飯は5時なのでそれまでに屋敷の1階右の部屋にきて下さい」
そう執事の人が言うと、執事達は仕事に取り掛かった。
「凄いぞ、ラクラス!、それと、この部屋は俺のな!」
もう父のカイラルは、自分の部屋を見つけてきたので、ラクラスに自分の部屋と言ってきた。
「はぁー、父さん!、母さん達も住むんだから考えて!」
「わかった、わかった」
ラクラスは、1度ため息をついて父のカイラルに母やレタル達も、住むのを伝えた。
「それじゃあ、ラクラスよ、私達は行くぞ」
アムレル王はそう言うと、馬車へと向かった。
「ありがとうございました、アムレル王!」
アムレル王は、ラクラスに手を振り馬車を出した。
「それじゃあ、ラクラス!、母さん達の荷物とかをやりに行くから、少しの間1人だが、大丈夫か?」
「大丈夫です!」
父のカイラルが、ラクラスを心配したがラクラスは1人でも大丈夫と、即答した。
「それじゃあ、行ってくる」
そして、父のカイラルは、一旦村へと帰って行った。
「よし、すこし魔力操作をしよう!」
そうラクラスは言うと、庭に出て魔力操作の応用をした。
「明日から、学園か~」
いままで、のんびり住んできたラクラスには面倒だったが、決まってしまったからしかたないと思った。
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