03時の妖精
気分が急にローラーコースターの滑降より早く、突然ダウナーになり、しばらく地獄を味わい続けて数時間後――両親が迎えに来ました。
「すみません。普段はこんなことをしない子なのですが……」
平謝り――。
そして私、釈放――。
解き放たれたお座敷わんこのよう。
従業員にも赦してもらえて事なきを得ました――。
痛い思いをさせて本当にごめんなさい……。
従業員さんに
――数カ月後――
私の意識ようやく平常運転。病院にもつれていかれましたね。
(人の心がわかるから、カウンセラーとして私を病院で雇いなさい。そうしなさい。でもモルモットにしたらあきまへんよ)そう――心に感じてましたね。いっちゃってましたね。
その帰りにターミナル駅のホームで、電車に飛び込んでも私死なないという、根拠不明瞭な万能感がありました――。
急に自宅で、
(あ――あのメディアに出てこない億万長者の方がいま神様なのか――)
(あ――あえたら資金たくさんもらえちゃうんじゃないの?手紙かこうかな?)
(私も神になったから、神が2人になるな――。もしかしたらパラドクスおこっちゃう?)
「あの神が送りこんだエージェントが私をぬっコロしに来るぅぅぅ!!」
ぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶる……。
「たぶん、黒いグラサンした黒いスーツのやつぅぅぅ!!」
どきどきどきどきどきどきどきどき……。
映画の見過ぎである――。
……ふ。
しかーしながら――この何ヶ月の間に幾度か、外を散歩していると――樹々や目に映るもの――世界がやけにキラキラしてみえたのです。生命力にみちあふれているような――。
そして正午12じ丁度くらいに突然。
《――救え――》
そんな声が聴こえたような気がしました――。
あれですかね。
元々、対人地雷、クラスター爆弾撲滅、ストリートチルドレン、途上国のこどもの水汲み問題は関心があり、小学校に行って啓蒙活動を微力ながらお手伝い――。
まぁ、救世主症候群だったり、そうでなかったとしても、そうすることで人生が有意義なら、ミッションゲームみたいなものでいいかなーとおもいます。
そういう人を目の当たりにすると(あ、救世主症候群の人だぁ)――と。
何月何日に大きな地震がやってくるー!というネガティブキャンペーンはって、賛同者集めて書籍売ったりする人もいましたね。それも救世主症候群みたいなものですし、ビジネスになりますね。おまんまたべるには色んな方法があるようです。
でも、その指定日には地震が来なかったものの、その3年後くらいに311が起こったので、あながち遠からずなのかもしれません――。長い目でみれば――。うん長い目でみれば。便利な言葉――。
この頃はまだ特に『異能スキル』のようなものはありませんでした。気功の世界でいう自発功みたいな――身体が自然と動く『自動運転』『AUTOモード』のような状態も、しばらくは起こりませんでした――。
一気にがつーーーんと最強の異能スキルが手に入り、ガンガン敵をやっつけられれば良かったのですが、始めての異能スキルはその数年後――。でもでも『探知』の初期段階のようなことはうっすらできたかもしれません――。
――というよりモンスターは出てくるのでしょうか?
亜人種は?金髪でスラーッとしたエルフに無骨なドワーフさんは?不思議をくださいファンタジアは?時の妖精は羽根を拡げるの??
どりあえず異能スキル活用については、はじめての異能スキルの回にお話したいとおもいます。
ここで、いったん十数年後に向かいましょう――。
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キャスト紹介
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サリュン/タオン
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同クラン/ギルド/球体魔法陣オーケストラメンバー
永遠エクスファミリア/バンド
サリュン 歌/ベース/ダンス他
タオン コンテンポラリーダンス/舞踏/バレエ/歌/ピアノ他
チョコスウィーツ他コンシェルジュ/クラスタNets
私にタオタオとも呼ばれる時がある。
基本身長155cm位
メタジェンダー
多人格者。探偵業はしていない。瞳の色が左右で異なる。他のクランメンはあまり気にしていない。
京葉/神ベイエリアにあるソファ家お屋敷でシェアライフ中。
アニメ/米酒/チョコっとLab他メン。
私たちと同じくコジコジ/あーみん/るーみっく/ホシサト/ヤザワ/イワアキ/純粋少女漫画/ファンタジー/SF/ループ系好き。
チョコとめかぶとゆる百合好き(二人)
ソフトBLと米酒好き(タオン)
可愛いヘアゴムと斜めドラム洗濯機好き(サリュン)
趣味お守りとコスプレ衣装集め(タ)料理と明鏡止水
(サ)
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