第19話 冒険者は怖いのでパスで!

 冒険者とはこの世界で最も夢のある職業と言われている。

 凶悪な魔物を倒したり、未開の地を制覇したり、伝説のお宝を手にしたりする事で誰もが富と名声を手に入れる事が出来る。

 成功した冒険者の中には貴族に成り上がって領地を手に入れた事例もあるという。


 野望のある平民であれば、誰もが憧れる夢のある職業である。


「そんなの嫌に決まってんじゃん」


 とはいっても、私に野望などあるわけないし、富や名声にも興味はない。

 なのでそんな提案を受け入れるわけなく、否定しながらソースを調合を始めた。


「冒険者の何が嫌なんだ?」


「あのね、命がけの仕事を喜んでやろうと思う人間が何処にいると思っているのよ!」


 冒険者はクレイのお店で一番の需要者である。

 そのため、仕事に余裕のある時間帯ではこの世界での常識を知るために、彼らに雑談しては色々と仕事の内容を尋ねていたりする。


 だからこそ、その話を聞いて冒険者にはなりたくないと私は心に誓っている。


 冒険者の仕事は基本的に命がけの仕事が多い。モンスター退治はもちろん、命のやり取りがなさそうな依頼ですら人間が死んだりすると聞いている。

 この店に毎日来ていた私よりも若い冒険者も、三日前にぱったりと来なくなった時は本当に笑えなかった。他の冒険者から魔物に殺されたと聞いた時は血の気が引いた感覚に陥ってしまった。


「冒険者ギルドに加入している人数はこの街で最も多い。それだけ人気な職業だ」


 私はソースを舐めて溜息を吐いた。

 別に味はそこまで問題ではなかったが、クレイの試しているようなセリフに呆れたからだ。


「それは誰でも入れるからで入っているわけであって、なりたいと思って入っている人間はほんの一握りよ!」


 そもそも冒険者になるような人間は元の世界で言えばフリーターに近い。

 様々な力仕事をして日当で給料を貰い、その場しのぎの生活をする人間だ。

 収入は少ないという訳ではないが、依頼をこなす為の経費がかなりかさむので、実力のある人間ならともかく一般の冒険者は基本的に節約貧乏生活を強いられるという。


 ではなぜそんなギルドが街一番の組織になっているのかというと、大半の人間がこのギルドにしか入れないのがこの街の現状だからだ。

 冒険者ギルド以外にも商会ギルド、薬師ギルド、傭兵ギルド、鍛冶ギルドと様々なギルドがこの街には存在する。

 だが、どのギルドも入会するためには厳しい条件があるらしい。


 そのため、比較的に誰でも入れる冒険者ギルドに入っているだけの話だ。

 ならず者は冒険者に憧れて冒険者ギルドに入るのではなく、他のギルドに入って仕事をすることが出来ないから、冒険者ギルドで稼ぐしかないだけの話だ。

 冒険者に憧れて入った人間も少なくはないだろうが、平穏を夢見ている人間であれば冒険者という危険な仕事に入りたいと思わないだろう。


 もっとも、そこに入って働くしか道がない人もいるのだが・・・


「大体、私はあんたの所で働いているのに、今さら冒険者になる理由もメリットもないわ」


 こうして、千切りキャベツの入った生地を油を敷いたフライパンに投入するのも仕事の内である。


 私はクレイのお店で働いているし、給料はまだもらっているわけではないが、衣食住は既に提供してもらっているし、欲しいものや設備もない場合は作ってくれる。

 仕事も大変ではあるが、自分で考えて行動することにやりがいを感じるし、少し楽しさも感じている。

 そもそもお金を必要としていないのだ。他の場所で働く理由がない。


 何でそんな事をいきなりいうのか・・・まさか!


「・・・私を追い出すつもり!?」


 私は薄切りにしたお肉を生地の上に載せているところで、その可能性を察してしまった。


 仕事をしているのに他の仕事を勧められる可能性として、考えられるのは戦力外通告だ。


 え、何か不味い事をしたかな?

 私がそんな事したのはゼロ・・・とは言わない。

 不平不満は確かに言っていたし、命令を無視したこともあったし、王都まで無理矢理ついていって奢ってもらったし・・・

 ・・・うん、あるわ。心当たりがいっぱいある!


 けど待って!仕事はきちんとしていたよ?逃げ出そうと思ったときもあったけど、きちんとやり遂げたよ?

 確かに普段の生活面ではクレイを頼りに色々と無茶をさせたかもしれないけど、文句言っていなかったし、気軽にやってくれたから大丈夫だと思って・・・


「何で俺がサキを追い出さなくちゃいけないんだ?」


 クレイは「何でそんな話になるんだ?」と本気で不思議がって・・・あれ?


「・・・私のわがままに腹を立てて、追い出したくなったんじゃないの?」


 クレイに求めてばかりいるのは自分でも理解できている。

 だから、愛想をつかれたと思ったわけなんだけど・・・


「いや、その分はきちんとこれから働いてもらうし、追い出す理由がない。

 わがままが過ぎると言えば否定できないが、お前を無理に追い詰めて価値観を変えてしまうよりはマシだ。

 お前が元の世界に戻った時にこの世界での価値観が身に着くと混乱するだろ?」


 ・・・何やら途中から難しい話を言っていたが、少し文句を言っていたようだが、どうやら私の行動に対して咎めようという訳ではなさそうだった。


「大体な、俺はお前の為に生きるとあそこで誓っただろうが。

 その約束を破るつもりはないし、これからだってお前の為に何が何でも尽くすつもりだ。

 何だったら、お前が命令するのであればこの国を滅ぼしてもいいぞ」


 ・・・咎められた方が良かったかもしれない。

 何でそんな事を恥ずかしがらずにハッキリ言えるの?

 あと、最後のセリフは冗談だよね?それぐらいの心意気で尽くすっていう意味だよね?

 私、そんな過激な事を望んでないから!


 ・・・クレイにおねだりするのは少し自粛しよう。あんまりクレイに任せすぎるととんでもない事態になってしまうかもしれない。


「・・・でも、だったら何で『冒険者にならないか』って勧誘したの?」


 私を追い出すためにそう言ったのではないのなら、なぜ冒険者にさせようとしているのだろうか?


「このままだといずれ問題が起きるのは目に見えているからな。

 それに対して早めに対処したいだけだ」


「問題?」


 片面に焼き色が付いたところで私はフライ返しで生地をひっくり返す。


「ケルクにいる俺たち以外の人間はサキが何者なのか周りが分からない」


「へ?」


 ・・・それが問題?何で?

 私がどこに問題があるのか分からない顔をしていたのだろう。クレイは私に説明を始めた。


「奴隷狩りをする人間が少ない理由を覚えているか?」


 ・・・いきなり何でそんな話になるの?


「確か身分の確立した人間を無理やり奴隷に出来ない・・・ってああ!」


 言っている最中で私は気付いてしまった。

 身分の保証がされている人間が奴隷になることは無いとクレイは言っていた。

 でも、それは逆に言えば、身分の確立が出来ていなければ奴隷にされてもおかしくない。

 私の場合、それを証明する物が存在しない。


「サキが店の中にずっと留まるなら必要性はあまりないが、そういうつもりではないんだろ?

 それに良くも悪くもお前は目立つ。遅からず周りの人間から目をつけられるのは間違いない」


 クレイが言った説明で私は納得した。なるほど、確かに必要だ。


 確かに私のような顔良し、性格良し、さらに言えば女子力満点で魅力的な女性なら、金貨何千枚出しても足りないくらいの価値がある。

 私が身分を確立されていないと知ったら危険を冒してでも私を誘拐するだろう。


 だけど、私は絶対に奴隷なんてものになりたくないし、そんな奴らに怯えて家の中でビクビクと過ごすのも理不尽に思う。


「それに、何もわからない存在というのは興味の対象になる。

 お前の事を調べたいと思う情報屋が調査して、うっかり勇者だと判明してしまったら、国に居場所が割れてしまう。

 他にも、身分が分からない人間は至る所で不遇な扱いを受けやすいから、この世界に滞在するなら、いずれ身分を確立させるものが必要になる」


 なるほど、クレイが冒険者になるように勧めた理由が分かった気がする。

 要するに、冒険者になる事で、もしくは何かの資格証を手にすることでこの国の人間であることを証明させるのだ。

 車の免許証と一緒だ。そして、それが最も簡単な手段なのだろう。


「じゃあ、ギルドの一員になれば身分が保証されるのよね?

 他のギルドじゃダメなの?」


「他のギルドでも出来るだろうが、後々の事を考えると冒険者の方が都合がいい。

 お前に必要なのは恩恵より自由だろうしな」


 確かにギルドがどういう場所であるかを考えればそうかもしれない。

 ギルドとは国や地元の領主が認知した商業組織である。

 同業者との衝突防止や市場価格の安定化、不況時の保証など元の世界と共通するところもあるが、この世界では技術の独占が目的らしい。

 だから、加入すればギルド秘伝の技術やら、貴重な素材の斡旋やらでその職で生きている人にとっての恩恵を得ることが出来るのだ。


 ・・・でも、私が欲しいものは大抵がクレイにおねだりすれば叶う。だから、そこまでして入る条件の厳しいギルドに入る必要は無い。


「・・・じゃあ、冒険者と言っても形だけでいいのよね?」


 身分の保証が目的であれば、積極的に依頼をこなす義務はない。

 冒険者という身分だけを利用して、普通にここで働けば問題ないのだから。


 ・・・と、思っていたがクレイは首を横に振った。


「冒険者ギルドに加入する時の条件はないが、入ったばかりの新人は週に一度位の頻度で依頼を受けないと冒険者を脱退させられる。

 身分だけ確立して仕事しない冒険者まで管理するほど、ギルドに運営の余裕があるわけじゃないからな」


「・・・じゃあ、駄目じゃん!」


 それって、週に一度は命の危険に晒されるって事じゃん!


「私、あんな化け物相手に立ち向かうとか絶対に無理よ!

 いや、そもそも生き物を殺すって時点で無理!」


 クレイが戦っていた魔族がウジャウジャいるとは思えないが、その時に従えていた魔物はチラリと覚えている。

 あんな怖い化け物達を私が倒せるわけがない。というか、生き物を殺すというだけでもの凄い抵抗がある!

 たとえ私でも殺せるような弱い魔物でも、実行できる私の姿を想像できないし、直前でビビッて反撃を喰らって殺される私の姿が容易に想像できる。


「別に討伐依頼だけが冒険者の全てではない。採集依頼や調査依頼というのもあるぞ」


「騙されないから!そういう依頼だって魔物と戦う時があるって知っているんだから!」


 討伐依頼以外にも素材を集める採集依頼と調査依頼というのがある。

 採集依頼は森で生息しているキノコや木の実、鉱山に潜んでいる希少な鉱石の採集などが主な依頼だが、採集する場所は魔物がいる危険な場所だったり、事故率が高い危険な場所だったりする。

 調査依頼というのは依頼者が調べてほしい内容を現地で調査する依頼なのだが、山賊やはぐれ魔物の居場所の特定、新種の魔物の弱点を調べろとか戦闘に巻き込まれる依頼が大半だという。

 だから、いくら戦闘を回避しようと行動しても、先頭になる可能性は決して低くないのだ。


 また、戦闘とは縁遠いお使いや臨時の仕事を依頼しているのも存在するが、そう言った依頼はかなり少なく、すぐに他の誰かが受諾するのでなかなか受けられないとのことだ。


 そう言う理由で冒険者の仕事は常に命とのやり取りになるのでお断りである!


「私が入れそうな安全で楽なギルドってないの?」


「安全で楽なギルドね・・・ないな」


 私が尋ねると、クレイは難しい顔で答えた。


「薬師ギルドであれば回復薬を納めるノルマを達成すれば身分は保証できるが、あそこの堅物爺さんたちが身分の知れない若い新参者を受け入れるとは思えない。

 商会ギルドに入るとすると、お前の行動が商人に即座に広まってしまうから国から逃げている身として論外だ。

 大体、他のギルドだって入るだけならともかく、並大抵のノルマじゃないから冒険者ギルドを勧めたんだぞ?」


 ・・・そうである。ギルドは加入すれば恩恵だけを貰えるわけじゃない。

 きちんとノルマが存在しており、恩恵が強いギルド程、そのノルマは厳しいのだ。

 例えば鍛冶ギルドであれば剣を毎年100本製作して納入するとか、そんな感じである。

 厳しいノルマを達成すれば、その分大きな恩恵を貰えるのだが、その職で生活しようとしている人間ならともかく、身分を証明するためにギルドに入ろうとする人には厳しいだろう。

 そう考えれば冒険者ギルドのノルマは確かに小さいのかもしれない。確かに恩恵は少ないが、この世界で生きている人間から見れば、週に一度依頼をこなすというノルマは無いに等しい。

 だって、人は働かないと死ぬんだから!


 そう思えば、私が恵まれている状況なのが理解できる。

 一時間の休憩が含まれた七時間労働で、週に二回の休暇を与えられる。

 休暇はいつでも申請できるし、残業も基本的にない。仕事の合間は店から離れなければ何をしても自由だ。

 でも、他のギルドに入ってしまえば、ノルマ達成の為に休暇や仕事の合間の時間が潰れてしまう。


「・・・他のギルドも駄目ね。絶対に過労死してしまう未来が見えるわ」


 これ以上仕事が増えるのは不味い。もう前みたいな周りの事で一杯になる生活はこりごりだ!


「じゃあ、どうする?このままずっと店の中に閉じこもる気か?

 別に安全である事には変わらないから俺は構わないけどな」


 確かにそれが一番安全であるが、それは一種の軟禁状態である。

 インドア趣味の多い私だけど、調べ物や生活品の調達は自分で選びたい。だって、クレイもロギアも私とのセンスが物凄くズレているもの!

 二週間ぐらいならともかく、何年も生活しなくてはならないのであればいずれはストレスの限界が訪れるだろう。


「クレイが入っているギルドにコネで入る・・・とか?」


「悪いが俺は何処のギルドに所属していない。既に国から準貴族として身分を貰っているし、ギルドの恩恵に興味がないからな」


 そうだった。こいつは腐っても貴族だった。何でもできるんだった!

 遠回しに他人の力なんて必要ないって自慢されたみたいでムカつく!


「・・・ロギアは?」


「ロギアは既に冒険者ギルドに加入している。アイツの場合は実力もあるし、既にギルドで実績を得ているから、高難度の依頼を年に一度受ければ済む」


 つまり、ロギアと同じように動いても駄目らしい。

 私はロギアみたいに力がないから同じ方法がとれない。


 ・・・どこかに楽が出来る逃げ道は無いのだろうか!?


「ねえ、ギルド以外に身分を証明できる方法はないの?」


 別にギルドじゃなくても身分の証明が出来るなら、それを選んでも構わないはずだ。


「まあ、方法がないわけでもないが、あまりお勧めできないぞ?」


「方法だけでも聞かせてくれないかしら?」


「・・・教会に入信する」


 クレイが答えにくそうにボソリと呟いた。


「入信?」


「この国ではエルナ教という国が認めた宗教団体がある。

 そこに入信すれば、ギルドと同じように身分を貰えることが出来る」


 教会というと、この世界の文明だとカトリック教みたいな厳格な規則がありそうなイメージでいいのかな?


「入信するために条件はあるの?」


「いや、そう言うのは特にない。来るものを拒まないのがエルナ教の信条だ。

 年に一度のお布施をきちんと払えば身分を保証してくれるし、お金がなくても能力があれば教会から仕事を斡旋してくれる事もある」


 ・・・ノルマはお金だけ?


「因みにお布施っていくらぐらい?」


「色々な恩恵を手に入れたり、役職に就きたいなら莫大な資金がいるが、身分の維持だけが目的なら年に銀貨六枚ぐらいだな」


 年間に銀貨六枚という事は一日に銅貨一枚分納めれば可能な金額という事だ。


「物凄くいいじゃん!何で最初にそれを提案しなかったのよ!」


 私が興奮気味に詰め寄ると、クレイはため息を吐いた。


「国教だと言っただろ。エルナ教は国の行政と密接な関係にある。

 金さえ工面すれば楽に身分を証明できるメリットもあるが、そこからサキの情報が漏れてしまうデメリットもある」


「・・・ああ、なるほどね」


 身分が確立できても、国にバレちゃ意味がないわね。


「まあ、教会が信者一人一人を調べ尽くすことはしないだろうから、お前が問題を起こさない限りは平気だろう。

 少なくとも身分がない状態でうろつくよりは身元がバレる可能性は低いだろう」


 ・・・でも、私にお勧めしなかったのは私が高い確率で問題を起こすと思っているからよね?


「私が問題を起こさないって、信用できないの?」


「騎士団の前に現れて説教をしたり、魔族と戦っている最中に現れたりする事は問題の内に入らないのか?」


「・・・ごめんなさい」


 クレイはにこやかに笑っていたが、その顔面通りに受け取るほど馬鹿な私じゃない。うん、信頼できる要素が無かった。ゼロより低いマイナスだった。


「それとな、ケルクの事情で教会はここにはない。

 信者として参る際には王都に行かなくちゃならない」


「・・・王都か」


 そう言えば、今日は楽しかったな。

 あんな場所が毎日行けるならむしろいいかもしれない。


「教会に行くためには警備している国の兵士を何百人も欺かないといけないから、しっかりと変装するように気を付けろよ」


「よし、入信の線は無し!王都にももう行かない!」


 そんな状況で平然とうろつけるほど私の心臓は強固に出来ていない。


 ・・・さて、これまでの説明の中で、これから私がとらなくちゃいけない行動は次の中から三つになる。


 一つ目はこの家の中にずっと隠れる事。

 クレイが帰る方法を見つけてくれるまで軟禁生活を受け入れる。


 二つ目は冒険者ギルドに加入する、もしくは他にギルドに加入する事、

 冒険者になれば命の危険性が付きまとうし、他のギルドに所属できたとしても今みたいな自由な生活は遅れない。


 三つめはどうにかして教会に入信する事。

 もっとも楽な選択肢であるが、万が一の可能性で見つかってしまって人生が終わってしまうリスクがある。


 どれも嫌ではあるが・・・この中から選ばないといけない。

 でも、選ぶためには・・・情報が少なすぎる。


「・・・少し考える時間が欲しいわ。

 安易に決めて後悔するような事はしたくない」


「奴隷をあっさり決めた人間だと思わないな」


「あんたね・・・あれ?」


 あれ?、何か忘れている気がする?

 何だろう?このような感覚は前にもあったような・・・


「ところで、今日の料理は真っ黒になるまで焼くのか?」


「え・・・あ!」


 フライパンの上には真っ黒になっていたお好み焼きだったものがあった。

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