NG verラミリエの喫茶店にて
「ディランのことは、どれくらいまで話したかな?」
「えっと……容姿のことと、出会った経緯しか知らないです」
「あぁ、そこまでか。あいつと会ったのが私が7つの時だった、とは言ったよな?」
「はい」
「その三年後に、父上が死んだんだ」
……ん? あれ?
「あの……」
「…………ごめん間違えた……」
「カットしますっ! え、なに!? エヴァンさん殺さないで!?」
「後々死ぬけどな、はっはっは!」
「当の本人は大笑い……」
「あの……すまない。本当にすまない。普通に間違えた……」
「アリアさんがこんな単純な間違いをするなんて、めずらしい……」
「ごめんって!」
よし、じゃあもう一回だ!
「エヴァンのこ……と、は……どれくらいまで、話したごめんなさい」
「…………アリアさんのお父さんで、マルティネスの王様ってことまでですかね……」
「……アリアさん、疲れてる?」
「……チョコレート補給してくる」
チート能力解放できなかったぜ! 植木鉢たかはし @Uekibachi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。チート能力解放できなかったぜ!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます