日常に見るちょっとした不思議なお話。雰囲気が良いですね。或る台本を使ったら誤字まで再現されるの辺りが笑えました。
告白のために長いセリフを書いて、もし相手が言葉の途中で帰ってしまったら……、誰も居ない空間に愛のセリフを吐き続けることになるのでしょうか(笑)
作者からの返信
ありがとうございます!
全体的な雰囲気は結構こだわったところなので、嬉しいです。
誤字まできっちり再現しちゃうんです、律儀というか融通がきかないというか……笑
この「台本」の効果が及ぶ範囲というのがありまして、
誰かに連れて行かれるとかそういう状況になれば別ですが、
「基本的には抜け出せない」。
……という感じの設定ですね。
日常生活にふっと開いた不思議な扉、そこを潜るとどうなるんだろう……
有り得ないのに、有りそうな不思議な感覚をリアリティたっぷりに描き出されていて、文章力のある作者さんだなと感心しました!
その台本、誘惑されるぅ~
気がつかないうちに、自分もその台本に操られていたりして!
怖い余韻もあり、とても楽しめました。
有難う御座います!
作者からの返信
こちらこそありがとうございます!
普通の雰囲気に始まって、ちょっとファンタジックになって
結末は恋物語風味な作品でした。
とにかく全体的なムードづくりはこだわっているので、
そう言っていただけて嬉しいです。
『或る台本』、怖いですよ。
便利そうなものには必ずウラがあるものなのです。