第30話 埋まってる?

 こんばんは。

 この前人から聞いたのですが、京都は建物を建てる時に地面の下に遺跡が埋まっていないか調査してから工事を始めるのだそうです。

 全国共通なのか、京都だけなのか知りませんが、この京都の土地の地面の下には、いっぱい何か埋まっていそうな想像が働きます。


 京都駅の近くの駐車場で、そう言えば遺跡調査のようなことをしていた時期がありました。

 いつ工事始まるのかなあ、って思った記憶がありますが、何か出て来たのか気になりますね。

 でも、調査中はもちろん建物を作る工事ができない。ということは、完成するまでにかなりの時間がかかるということですねえ。

 気長な工期で納得できるといいのですけど。


 とあるお爺さんに、昔、関電のビルを建てる前に発掘調査で「瓶(かめ)」がたくさん出て来たと聞きました。

 瓶の中に銭を隠すんや、と笑ってお話されてましたが、それは冗談で、昔商売か何かの為の道具だったらしい、とうろ覚えで聞いた気が。

 もっとちゃんと聞いておけば良かったな、と思いますが、昔の人の生活の記憶が地中に埋まっているなんて、ちょっとしたロマンですよね。


 遺跡発掘とか、専門の知識のある人しかしないイメージでしたが、あれってバイトもあるんだそうですね。

 私がバイトやったら、土器とか気が付かずに割っちゃいそう。

 そう言えば、子供の頃、土をいじくりまわしているうちに人骨っぽいものを掘り当てて引いた記憶がありますが、あの骨どうしたかな。結局偽物やったと大人に言われたような覚えはありますが、本物やったら怖いですよね。


 エジプトのピラミッドの発掘話とか、結構好きですが、これ、という確実な真実が分からないところがまた人々を惹きつけるのかな、と思います。

 まあ、私に関して言えば、実際に土をほじくり返すのはガーデンニングだけで十分間に合ってます、ということです。

 妄想するのは楽しいけれど、真実を暴くのは他の人にお任せです。

 

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