編集済
夏目漱石の『こころ』の先生と遺書を思わせるような、二人の男の苦悩が表現された物語は、とても読みごたえがありました。硬い文章の中にふと現れる柔らかな文章表現も随所に光っていて素敵でした。
ストーリーはとても内容の濃い良作だと思いますので、
・一人称にするか、三人称にするか
(主語に「私」と「二宮」、両方が使われていたので、どちらかにした方がいいと思います)
・視点のブレ、時間軸の不明瞭さ
(たまに石田の視点のような文章が入ったり、時間軸がわからなくなったところがありました)
・誤字
を直せば、さらに良い作品となると思います。
とても良い作品だったので、文章の面で気にかかるのはもったいないなと思いまして、このようなコメントを残させて頂きました。不快でしたら削除致しますので、お申し付け下さい。
作者からの返信
ありがとうございます。削除しない様にお願いします。視点が厳しいほど次の作品に生かします。
確かに夏目漱石の「こころ」に題材を求めました。これと「草枕」にヒントを得て作った作品もありますがこちらはイマイチなんで未発表で眠ってます。夏目漱石ではこの二つが自分にはマッチしているので参考にしてます。
主語があやふやなのは私の全ての作品に共通しています。今の「面影の人」もそうです(あと3話で完結)。時々物語の主人公から抜け出して俯瞰して描く癖が付いてしまいました。(他人称はドフトエフスキーの影響からですが良くないでしょうか・時間軸をわかりやすくします)
後の誤字ですがこれは注意します。がなんべんチェックしても見つかるから頭痛めてます。応援コメントはありがたいです。
和之
友と死についてのお話ですかね。文章、うまいですー!
作者からの返信
書いたのはかなり古い作品です。最初にカクヨムに投稿したのものです。