明日を
また今日も
明日があるって
疑いもせずに、
笑う。
また明日も
明日があるって
疑いもせずに、
恋をする。
だって
今日があったから。
だって
昨日があったから。
そしてまた
失いそうになって
乞う
明日を。
呆れるほど
簡単に。
それが人で
それが僕らで。
別れは
意外と簡単に
やってくる
絶望するほど無機質に
ストン
と、執行される。
でも、生きてるから。
まだ、いるから。
いつか出会える。
それだけで
幸せでしょう?
それでも、別れを惜しむのは
なんでだろうか。
人は、無機質を嫌う。
温かさを好む。
温もりを愛す。
だめですか?
一緒にいたいと
願うのは?
彼らはそれすら出来ないんだよ、
なんて言うけど。
僕はまだ失ってないから。
どうか、許してください。
そのかわり
絶対に
絶対に
大切にするから。
絶対に
最後まで
もがくから
どこかから「がんばれ」って聞こえた気がした。
どこからか「またいってるよ」って聞こえた気がした。
ねぇ、どこにも行かないで。
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