たましいたちへ

まだ、在る。


失ってないから。


まだ、、


まだ。


希望はきっとある。



希望を捨てるのは


失った人への冒涜だろう?



まだ、


まだだ…



僕には在る。


幸せが、


だから。



失った人々は


それでも強く生きている。


あのときに戻りたいなんて


何度思ったことだろう。



でも、


そんなこと、できるだけ思いたくないから。



離さないから。


絶対に。



強さもしらない、


弱さも知らない。


ただそれを


あなたたちから学んだ。



どうか、見守っていてください。



どうか…どうか…



多分僕らはつよくなる。


悲しみを知ったから。


でも、それっていいことなのかな。


あぁ、怖いよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る