【閑話】~全編イチャラブへの挑戦~

(まだ序盤もいいところですが)疲れたので閑話を。


※無駄話に付き合う道理はねぇ! ……という方は次話をお待ちくださいw




今回の作品ですが、完全にわたくしの趣味の為、なかなかに酷く甘ったるいことになっております。


これは以前Twitterに投稿した内容と重複するのですが、なかなかイチャラブだけで突っ切る作品って難しい――ということへの挑戦だったりします。


……何が難しいって、”オチ”がつかないんですよ、イチャラブパートだけでは。

そこで、だいたいの美少女ゲーライターさんやライトノベル作家さん方の多くは”シリアスパート”を挟み込むようにしているわけですね。


シリアス有りの王道恋愛モノは、構成としてはだいたい次の展開の通りに収まります。


1、何かしら問題をかかえたヒロイン

2、主人公と出会う(もうすでに親しい場合は、それを自覚させるイベント)

3、日常パート

4、ヒロインに何かしらの問題発生(シリアス1)

5、主人公が首を突っ込む

6、ヒロインにオトコをみせる

7、ヒロイン、惚れる

8、カップル成立


王道の展開の一例ではありますが、これはよく見ますね。

ただ、美少女ゲームやライトノベルの二巻以降は更に要素のプラスが必要です。

※このままだと、くっついて終わりという呆気ない展開で終了してしまいますので……。

この時点で”ヒロイン側の問題を100%は解決しないこと”が続編制作のカギになります。


9、イチャラブパート

10、ヒロインの問題が再浮上(シリアス2)

11、主人公と一緒に解決

12、大団円


これでハッピーエンドなわけですね。

シリアス2には、例えば(軽い例では)ヒロインの頑固オヤジが”結婚なんか認めん!!”だとか、(重い例では)何かしらの不幸が起きるとか……。そういったものが入るわけですね。




ラノベは続編をにおわせておけばオチが微妙でも期待値を下げないで終わらせることが可能だったりはしますが、それでも起伏に乏しいストーリーになりがちです。


勝ちっぱなしのバトルモノって飽きてきません?

ワンパターンで突っ切るって、ようするにそういうことです。


ただ、逆にイチャラブだけをメイン描きたい場合、読み手からすると結末の想像できるお粗末なシリアスパートは邪魔でしかなくなります。

(いわゆる「無駄シリアス」ってやつ。)


そこで、コミカルなパートと地の文主体の通常パートをメリハリつけて描くことで、少なくとも醜いシリアスは入れずに済むのではないか、という挑戦をしてみようと思った次第です。



この試みが成功するか否か―――それ以前に私の力量が追い付いていない気もしながら。


ボチボチ書いてまいりますので今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

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