日の落ちるのが早くなったのを、雪衣は、マンションを染める陽射しの薄さに実感する。学校からまっすぐ帰ったのに、真白い壁はすでに暮れなずむ黄昏の色に変わっていた。いつだって漂白されているような空風台の住宅街は、夕暮れの時間には灰色に沈む。泣きじゃくる子どもの声が遠くから、高い建物の隙間を縫うようにして雪衣の耳まで届いた。

 オートロックを開けてビルのロビーに入る自分を、雪衣は妙にむずがゆく感じた。好きなだけ寄り道したってかまわない、なんて思っていながら、結局、どこにも足を止めずにまっすぐ帰ってきてしまった。たまにクラスメートとのつきあいで寄っていたような店にも、すこしも興味がわかなかった。自分の感性の貧しさを見せつけられた気がした。

 エレベーターに乗り、いつもの癖でスマホを起動して、今日の摂取カロリーと歩いた距離を入力する。ふと、ふだんはめったに使わない発信ボタンに目がいく。夜中に誰か呼び出して、近所の知らない店に案内してもらってもいいかもしれない。床津あたりに近寄らなければ、きっと安全だろう。

 四階の自宅のドアには鍵がかかっていなかったが、リビングに明かりはなかった。外出したにしては不用心だな、と思いながら、雪衣はローファーを脱いで框にあがり、


「雪衣でしょ!」


 リビングから突然発せられた声に、彼女は一瞬、動きを止めた。

 母の声が、こんなに険しい調子で娘の名を発したのは、はたして何年ぶりだったろう。

 おかあさん、と、言おうとして、雪衣は自分の舌が回らないのに気づく。うわべであしらっていたつもりの相手から激しい敵意を突きつけられるのが、こんなにショックだとは想像していなかった。


「返事しなさい!」


 罵声と同時、リビングに通じるドアが震えた。硬いものの割れる音がした。

 母が、何かをドアに投げつけたのだ、と直感するまで、数秒かかった。

 自分の家の中で、そんな暴力が行われるということが、雪衣には信じられなかった。しかも、そうしたことに一切縁のないはずの母の手で。


「……何?」


 雪衣の口からこぼれた声は、ひどく震えていた。しばらく返事を待ったけれど、母の答えはなかった。明かりもつけず、日暮れの陰影をそのまま受け入れているだけのマンションの一室は、冷え切った水の底のようで、息が詰まった。

 次に聞こえてきたのは、母のすすり泣きだった。

 それでもなお、一瞬、雪衣はドアを開けるのを躊躇った。この瞬間に起きていることは、明らかに、雪衣がこれまで果たしてきたノルマの域を越えていた。母の身に降りかかったものは何かひどく絶望的なもので、そんな渦中の人にどう接すればいいのか、雪衣には見当もつかなかった。

 自分のなすべきことをしていれば、きっと、正しい道を歩めると信じていた。


 かぶりを振って、雪衣は、リビングのドアに手をかけて、そっと開けた。

 テーブルの天板に顔を押しつけるようにして、母は、乱れた髪もそのままに、背中をひくひくと震わせていた。閉じたカーテンが、部屋と外界とを遮っている。エキゾチックな色調のアラベスク模様は、白々とした輝きの中ではきっと目もあやな紋様となって住人を楽しませるはずだったけれど、いまはただ、咎人を閉じこめる呪術の檻のように、部屋を陰鬱に閉ざすばかりだ。

 テレビの真っ黒いモニタに、母と娘の景色が凍り付いたように映し出されている。


「……母さん? どうしたの?」


 自分の口から出た声なのに、現実感がなかった。自分の言葉というのは、こんなに感情の伴わないものだっただろうか。

 突っ伏したまま、母は泣くのをやめない。駆け寄って、肩を揺さぶってでもやるべきか。それともただ、分かったような顔をして慰めてあげるべきか。あるいは、聞き分けのない子どものふりをして、怒鳴りつけでもした方がすっきりするだろうか。いっしょに泣けば、満足なのだろうか。

 雪衣の立つカーペットの柔毛の下から、冷えた床の気配がせり上がってくるようだった。ソックスの内側で、足がかすかに痺れてくる。

 顔を上げないまま、母が、何かを言った。


「何?」


 と問いかけても、返事はなかった。涙声だけが支配する部屋に所在なく突っ立っている雪衣は、責められているように感じた。何の責を負うのかも分からないままに。

 分からないから、何も言えない。


 遠くから、安っぽい電子音楽に乗った歌声が聞こえてくる。雪衣の生まれた頃に作られたというその歌は、地域の平和と安全を願っていた。子どもたちを見守り、健やかに育て、犯罪のない街にしよう、というその言葉は、幼子の雪衣の耳にも、空々しいものに思われてならなくて、だから彼女はその歌が、大嫌いだった。


「……馬鹿にして」


 今度は、はっきりと、母の声が聞こえた。テーブルの上でハリネズミのように丸まっていたその背がすこし撓んで、数センチほど、顔を上げている。しかし、その表情は未だ陰になって見えない。


「馬鹿にして」


 母は同じ言葉を繰り返した。


「馬鹿にしてるんでしょう、わたしを」


 答えない娘に、ようやく母は陰になった横顔の奥から視線を向けた。光のない目は、薄暗がりの底でひときわ寒々しかった。


「雪衣!」


 叱責じみた声で呼ばれて雪衣は我に返った。ふだんは気にもしない体の深い部分で、何かがひどく揺さぶられた気がして、雪衣は反射的に声を絞り出した。


「……そんなことない」

「いい加減にしてよ」


 母は顔を上げなかった。うつむいたまま、瞳だけで泥沼のように雪衣の体を束縛しながら、湿った枯葉のように言葉をぼとぼとと吐き出す。


「どうせ全部分かってて、わたしを笑ってたんでしょ。そうよ、わたしなんてあなたからすれば、くだらない人間だものね。晴人はるとさんといっしょに、わたしを影で嘲笑していたんでしょう? 知っているんだから、全部」

「……母さん?」


 妄想だ。ありもしないことを現実だと思い込んでいる。ひょっとしたら、幻聴かもしれない。それなら精神科に連れて行く必要がある。

 理性がそう訴えても、雪衣は動けなかった。

 母の声音も視線も、雪衣の額を突き刺すようで寸分の狂いもない。こんなふうに向き合っている相手をまったく信じないことなんてできるはずがなかった。ふだんのおとなしくおだやかな母の影がちらついて、雪衣の判断を濁らせている。

 しだいに陽射しの遠のいていく、夕暮れの部屋の影に、母の姿は沈んでいく。そこから発せられる声は、生者を呪う死者の声にも似ているように思われた。


「どうせ最初からそのつもりだったんでしょう? あなたたちふたりで、この家を出て行くつもりで。わたしはたったひとり、何も出来ないで、貧しく、道ばたで凍え死ぬんだわ。

 晴人さんが会社に行ってないのも、知ってたんでしょ?」

「えっ?」


 ふいに知らされたその一言が、雪衣の背筋を凍りつかせた。瞬間的に脳裏に走った稲妻が、彼女の理性にひびを入れる。


「ちょっと待って母さん、今なんて」

「晴人さんもあなたもわたしを見放すんだわ!」母は雪衣の声を聞かない。「わかってた、わかってたわ。だってあなたはずっと昔からあの人とばかり」


 雪衣はそんな母に追いすがるように足を踏み出した。


「母さん、待ってってば! 父さんが会社に行ってないって、それほんとなの!?」

「とぼけないで! 全部、全部ふたりで仕組んで」

「違う! そんなことするはずないじゃない!」


 たまらず、雪衣は駆け寄っていた。


「母さん、お願い!」


 うずくまった母の背中にしがみついた。

 あたたかな部屋着で包まれているはずの母の両肩があんまり細っていたのを、雪衣は初めて知った。きつく締めれば折れてしまいそうだった。

 母は、一瞬だけ、夢から醒めたみたいに顔を上げた。けれど、その瞳はすぐに冷たく濁って、ふたたび泥の色へと移ろってしまう。

 彼女が白髪をすこし染めていたことに、雪衣は気づいた。


「……もう一週間も、あなたも、晴人さんも、ずっと……」


 母の体から力が抜け、雪衣の腕から滑り落ちた。そしてふたたび、すすり泣く母の声だけが部屋に響いて、雪衣は母を抱く姿勢のまま、呆然として動けない。

 支え合っていたはずの体が、ひどく冷えていた。体も心も固まったまま、雪衣は頭の片隅でぼんやりと、突きつけられた言葉のことを考えていた。


 父はどうしたのだろう?

 会社の多忙と浮気のせいで、父はほとんど家に帰っていなかった。母はその事実に耐えながら、ずっと父の帰りを待ち、娘のためにこの部屋を保ち続けていたのだ。表向き、そして口当たりのいい理由としては、娘をまっとうに育てるため。その裏面にある事情は、ここより外に母の行くあてがなかったから。

 しかし、それもこれも、父が妻子の生活を支えることをやめなかったから続いてきたことだ。もしも父が、こんなにも手ひどく自分たちを裏切ったのなら、何もかも台無しになる。

 雪衣が十年以上にわたって保ち続けてきた、内なる規律さえ。


 カーテンの外から訪れてくるものは、もはやほとんどが夜闇だった。黄昏の色は失せ、街は夜へと変わっていく。健やかな家々にはきっと色とりどりの明かりが灯り、子どもを、親を、新しい一日を迎える準備が整っていくだろう。その輝きはいま、雪衣の元には届かない。

 黒く塗りつぶされた室内で、カーテンの文様だけが、何か異境の怪物のように笑っている。


 雪衣は、目線を落として、細く泣き続ける母を見つめた。彼女の手から滑り落ちたスマートフォンには、まだ最前の通話履歴が表示されている。赤くちいさな筐体は、いかにも脆弱そうで、簡単にひびが入りそうだ。

 と、ふいにそのスマホが震動した。マナーモードの着信が立てるブルブルいう音は、いつも人を不安にさせる。

 母は自分にかかってきた電話に見向きもせず、机に顔を押しつけたままだ。起こした方がいいだろうか、と思ったけれど、やめた。きっと、いまの彼女はまともな電話応対なんて出来ない。

 雪衣は、手に馴染まないちいさな筐体を手に取り、タッチパネルを叩く。


「もしもし」

『あ、わたくし』若い男の声が、慇懃な口調で、会社名と所属、そして自分の名前を告げ、『あの、九鬼晴人さんの奥様で……?』

「いえ、娘です」


 抑えた声で、雪衣は言った。


「母はいま、お話しできる状態ではありませんので。御用でしたら、わたしが」

「ああ……」


 男性はため息に近い声で相槌を打ち、


「その、お父さんのこと、なんですが」

「はい」

『ええと……』


 電話の向こうの相手は、勝手が違ったのか、戸惑っている様子だった。雪衣はその奇妙な間合いに耐えられず、つい、口を開いた。


「あの。これって、新手の詐欺か何かですか?」

『は?』

「警察に相談したっていいんですよ。母はどうか知りませんが、わたしはこんなことで動揺して、詐欺に引っかかるような間抜けじゃありません」


 突き動かされるように、雪衣はまくし立てていた。ほんとうに電話口の向こうの男を疑っているのかどうか、自分でも分からないままだった。滑り出てくる言葉はひどく攻撃的で、そのくせ硬質で感情のない、どうやって出しているのか分からない声だった。ふだん雪衣の用いている、落ち着きとあたたかみをいっしょに備えた言葉遣いとは、似ても似つかないものだった。


「言っておきますけど、わたしは空風台の生徒です。わたしの友人には、手嶋の娘さんだっているんです。もしもこんなちんけな犯罪でわたしと家族を引っかけようとするなら」

『落ち着いて! 落ち着いて!』


 耳をついた声が、雪衣の目を覚まさせた。

 は、と、かすかな吐息がこぼれる。口の中がかわいていて、ろくに息継ぎもせずに言葉を発し続けていたのに気づく。きつく握りしめていた右手に、とがった痛みを感じた。スマートフォンの角が、手のひらを圧迫し続けていた。

 ふと正面を見れば、黒くうつろなテレビ画面に、自分の姿が映っている。そこで雪衣は、まるで拠り所を探すような、迷子の子どものような面持ちをして、立ち尽くしていた。


『怪しいものじゃありません。突然のことで、驚くのは分かります……はい。でも、騙そうとか、そういうわけじゃないんです』


 男の声は真摯に思われたが、頭から信用するには、まだ雪衣は冷静ではなかった。


「……はい」

『やはり、日を改めましょうか?』


 向こうから、そう提案してきたことで、ようやくちゃんと信用できる根拠が見つかった気がした。特殊詐欺は決して相手に時間を与えず、冷静さを欠いた状態での決断を強いるのだ、と、ソフィアに豆知識のように教わった。待ってもいい、と言ってくれたことが、相手の誠意の証だった。

 すとん、と、膝から力が抜けた。カーペットに膝をぶつけるようにして、雪衣はその場に座り込んだ。電話の向こうから『大丈夫ですか?』と問う声がする。


「ええ、大丈夫です。それに……早く話を聞かせて下さい。父のことなら、なるべく早く、片をつけないと」

『あ、はい』


 父の同僚が告げたのは、父が一週間ほど無断欠勤を続けていること、いっさい連絡がなく、携帯も切られていること、無断欠勤が解雇事由となる目安は二週間で、このままの状態が続けばいずれ解雇せざるを得ないこと――

 その話を聞いている間、雪衣はただ、むなしくうなずくばかりだった。ひとつ首を縦に振るたびに、自分の上半身が床に沈み込んでしまいそうな気分だった。


『ほんとうに、ご自宅にも何の連絡もないんですか?』

「わたしは……何も」


 首を振るしかなかった。


『心当たりは?』

「何も」


 半分は嘘だった。父が家の外に持っているよすがのことは、第三者に話したくはなかった。それに、言ったところで、雪衣は女の名前さえ知らないのだ。

 低いため息が、電話の向こうから聞こえた。


『……気を落とさないで下さい。すぐに、見つかるかもしれませんから』

「ええ。ありがとうございます」


 永遠に見つからないかもしれない。そんな想像を、雪衣はかぶりを振って否定した。


 こちらでも連絡をつける努力はする、という当てにならない約束と、当たり障りないねぎらいの言葉を聞き、雪衣は感謝を返して通話を切った。手のひらの中で熱を持ったスマートフォンを、そっとテーブルに戻す。母は、雪衣の騒ぎなど知らぬげに、力つきたように眠っていた。


 つまるところ、ほんとうに、父は跡形もなく消え失せたらしかった。


 ひとまず、その事実を受け入れることだけを考えた。心の一部を殺して、出来事を頭の中で整理しようとして、雪衣は我知らず、自分の懐から使い慣れたスマホを取り出す。スケジューラーの代わりにメモ帳を起動して、ソフトキーボードからテキストを打ち込んでいく。父が消え、母が壊れ、街は危うさを増し、”楽苑”も危機にある。

 小さな画面の中で文字になっていくと、それは他愛ないニュースやラインの雑談と同じように、遠い言葉に見えてくる。

 そうして雪衣の心に、決意が固まる。やるべきことを整理するのは、慣れていた。


「……やるしかないか」


 どこに行ったか知らないが、とにかく、父を見つけだす。何も残さず消え失せられてはたまらない。家族を捨てるか、戻ってくるか、いずれにせよ、雪衣がこれからの人生を全うするためには、父には責務がたくさん残っている。

 そうと決まれば、手がかりを探す必要がある。母を横目に見て、舌打ち一つ。何か知っているとも思えない。

 雪衣はリビングを駆け出す。左が自室、そして右手が、ここ数年ドアに手をふれたこともない、夫婦の寝室。雪衣は躊躇わずにドアノブをひねる。鍵はかかっていなかった。

 驚くほど物のない部屋は、夫婦の冷え切った仲を象徴しているかのようだった。シンプルな敷物とカーテン、そしてまっさらに近い壁紙に覆われた部屋で、ダブルベッドが異常なほどに存在感を主張している。昔はもっと、本棚やアンティークの置物があったように雪衣は記憶しているが、それも何かの勘違いなのかもしれない、と思われてしまう。


 ベッドのそばに設置された小さなデスクに目を留めた。薄い灰色のノートパソコンと、いくつかの引き出し。ここに、この部屋で手に入れられる情報のすべてが詰まっている、とでも主張しているかのようだった。

 飛びつくように、雪衣はノートパソコンを手にとる。起動すると、パスワードを求めるダイアログが表示された。手当たり次第に試そうかと考えて、あきらめた。娘の名前や誕生日でパスを解除できる、というような感動的な展開なんか、期待できそうもない。

 代わりに雪衣は、引き出しを開ける。色あせた仕事用の書類が挟み込まれたクリアフォルダ、雪衣の中学の入学式で時の止まっているアルバム、その下に、分厚い日記帳があった。なめらかな装丁の皮の表紙に、小さな金属の鍵が取り付けられている。金文字で書かれた年号は、二年前から今年にかけてのものだった。

 力を掛けたが、鍵はびくともしない。

 雪衣は躊躇わず”花”を伸ばした。細い蔓が鍵にからみつき、表紙ごと、錠を引きちぎった。


 後ろのページからめくっていく。今年の記述は三分の一近くが白紙で、最後に書かれたのは十月二十日だった。およそ一ヶ月ほど、父は日記を書くことすら怠っていたことになる。それ以前の記述がきわめて長いことと比べて、その変化は異様だった。

 父の筆跡は、雪衣の知っている彼の人格にそぐわないほど、速記的で粗雑だった。記述の大半は仕事のことだったが、符丁めいた短文がときおり添えられていて、そこには”S”というアルファベットが頻繁に現れた。


”S泊。5。”


”S会。3。”


”Sの要求。会。海へ。”


 ページをめくる手が速まるのを自覚する。”S”という字をたどっていきながら、雪衣は、父がその”S”に心をとらわれていく過程を逆回しで体感していた。


”Sから身の上話を聞く。若さに似合わない過酷な半生。同情する。”


”Sはボクを理解してくれている。”


 父が日記で”ボク”という一人称を用いているのに、雪衣は何かひどく、心をざわつかされた。記憶にある父が、自分を何と呼んでいたか、思い出せない。

 そして、指先に、冬場にそぐわない汗がじんわりと浮き出した頃、雪衣は昨年の三月十日の記述にたどり着いた。外泊の多かった父が本当に家に寄りつかなくなったのがそのころだと、雪衣は覚えていた。


”T。サリー。3でいいというが5出した。これまでの娘とは違う何か。”

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