アイス烏龍の養鶏場物語

ピヨ吉

第1話  オープニング

ここは第5723回、魔法王決定戦バトル会場。


沢山の魔法使いたちが己の力を競うため、バトルをしている真っ最中。


その中でもひときわ目立った存在があった。


水色の髪の氷の魔導士、アイス烏龍である。



アイス烏龍「ふん。貴様ら虫けらなど蹴散らしてくれる!

      氷の聖霊よ…!

      我に力を...!!」





アイス烏龍の周りに今までの魔法使いが使ったことがないほどの、

強大な魔力が集まってくる…!



アイス烏龍の師匠「やめろ!!

        烏龍、その魔法を使ってはダメだ!!!!」



アイス烏龍「ふん。あんたが止めても無駄だ!

     オレはこの魔法を使う!

      そして、魔法王の称号はオレが頂く!!」




アイス烏龍の師匠「やめろーーーー!!!!!」




アイス烏龍「もう遅い!

      会場のすべてを氷漬けにする!!

      くらえ!!!

      カッチンコッチンカーニバル!!!!!!!!」




白く青白く光る冷気ががアイス烏龍を包み、

そして一瞬の沈黙の後、

そのすさまじいほどの死の冷気は爆発的にバトル会場へ広がった。




アイス烏龍「はははははは!!!!

     すべてがこれで氷漬けだぁーーーーー!!!!!」




全てが凍る。


そう、全てが...。



...


...


...



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