第95話、国会の男女格差は、おっさん議員たちを『心は乙女♡』にして解決⁉

 ──現代日本の推定三千万人の、異世界転生希望の、ヒキオタニートのお兄ちゃん&お姉ちゃん、こんにちは☆


 実は『ツンデレ気味の妹(しかも幼女)』という、あざといキャラ付けでお馴染みの、『転生法』だよ!



 またしても前回からちょっと間が空いてしまったけど、今回も現代日本における『男女平等問題』について、述べたいかと思います♡



 ……それでですねえ、前回は『我が国は歴史的にも、基本的に女性上位社会であった』ことを述べましたが、今回はもっと『根本的な問題』について述べておきたいの。 




 それは何かと申しますと、少なくとも現在の日本において、『男女差別なんて、まったく存在していない』──と言うことなのですよ!




 ………………………おやあ?


 何ですか、皆様、


 何かご異論でも、ございますでしょうかあ?


 ──だったら、特に女性の方に、お伺いしたいのですけどお?


 胸にようく手を当てて、考えてみてちょうだいねえ?




 あなたは明確にご自分が、『女だから差別された』経験があると、断言できるのかしらあ?




 ………………………あはっ、




 あはは、


 あはははははははははははは、


 あはははははははははははははははははははははははは、




 あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!




 ──無いわよねえ?


 男女差別なんか、されたことは、無いわよねえ?


 だって、現在の日本においては、


 憲法はもちろん、民法を始めとする各種法律、


 その他、各地方公共団体の条例等から、


 民間企業に適用されている、様々な法令や規則に至るまで、


 男女平等を推奨する、規程は有れど、


 間違っても、男女差別を促すような、記述が有るはずは無いわよねえ?


 ──だったら、『男女差別を経験した!』と言っている、あなたたち『自称フェミニスト』は、みんなただの『嘘つき』なのかしらあ?


 ……うふふふふ、そんなことは、無いわよねえ?


 確かに、『差別』は、有った。


 少なくとも、では、ね。


 ……でもそれって、本当に『男女差別』、だったのかしらあ?


 ていうかそもそも、『差別』なのかしらねえ?




 ──単にあなたは、あなたの『弱さ』や『努力不足』を、我が国おいては存在するはずの無い、『男女差別』のせいにしているのでは無くって?




 この世の中、


 誰だって、思い通りに生きていくことなんて、できやしない。


 むしろ、何かを成し遂げようとすれば、邪魔されてばかり。


 あなたの前には、立ち塞がる、『壁』ばかり。


 壁を乗り越えれば、また次なる壁が。


 壁、壁、壁、壁、壁、壁、壁、壁、壁、壁、壁。




 ──だけど、最後まで努力をあきらめなければ、乗り越えられない壁なんて、存在しやしないのだ。




 それに対して、努力を怠り、乗り越えることから逃げたとたん、『負け犬』どもに限って、誰の前にも立ち塞がっている『壁』のことを、「自分だけに対する差別だ!」などと、わめき立て始めるのだ。




「──違う! 私は今も、努力し続けている! なのに出世できるのは、私よりも若いエリートの男性ばかり! 私は女性だから、差別されているのよ!」




 ほう?


 だったら、お聞きしますけど、




 まさにその、『エリートの男性』の前には、立ち塞がる『壁』が無いとでも?




 当然のことながら、男の世界でも、『壁』──すなわち、『差別』は存在している。


『学歴』、『出身地』、『親の七光り』、『国籍』、『人種』等々、男性同士の間でも、『差別カベまた差別カベ』の連続なのだ。


 男たちも、一生努力し続けて、壁を乗り越えてるだけなのだ。


 そこには、『休息』も『栄光』も、存在しやしない。


 死ぬまで戦い続けるのみで、『壁』が無くなることなぞ無いのだ。


 そして、あなたたちのような『似非フェミニストな女性』同様に、努力を怠り、『壁』を乗り越えるのをあきらめて、『負けて』しまった男たちも、わめき立て始めるのである。


「──これは、差別だ!」、と。


 自分は、『学歴』で、『出身地』で、『親の七光り』で、『国籍』で、『人種』で、差別されたのだ、と。



 自分自身が努力を怠って、壁を乗り越えるのをあきらめて、自滅しただけなのに。



 ……そろそろ、おわかりでしょうか?



『差別』に──人の人生に立ち塞がる『壁』に、男女の違いなぞ存在しないのだ。



 なぜなら、この世界は永遠に、『残酷なる競争社会』であり続けるのだから。


 そこにはけして、『差別』など、有り得ない。


 ただ、『勝敗』のみが、有るだけだ。




 ──そうなのである、『男女差別』を始めとして、『○○差別があるから、悪いのだ!』と口にした瞬間、あなたはこの競争社会において、『負けた』のだ。







 ──と言うわけで、久々に全力で、『勘違いフェミ女』どもを、『正論』で追い込んでみましたwww







 結局、何が言いたいかと言うと、


「現在の日本こそが、真に理想的な国家なのである」ってことなのよ。


(外国勢力の息のかかった)フェミ工作員どもが狙っている、(悪)平等(=共産主義)なんかでは無いけど、間違い無く、『公平な』世界なの。



 ──そう、誰もが公平に『競争』できて、努力に努力を重ねていき、最後まであきらめなければ、絶対に報われる、真の自由主義の社会なのよ!



 具体例を挙げると、現在の日本の国会における、あまりにも少なすぎる女性議員の先生たちこそ、真に公平で理想的な男女参画社会の実現であり、『本当に頑張っている女性たち』が成し遂げた、奇跡的な『成果』なの!


 これこそが、『到達点』なのであって、これこそが、世界に誇るべき、『女性の努力が報われる』現在の日本の姿であり、『公平なる競争社会』のお手本なのよ!



 ……それなのに、「日本の国会は女性議員の数が少ないから、女性差別国家だ!」だとお?


 ──ふざけるな!


 それは単に、男性議員に比べて、『真に努力をし続けている』女性の数が、圧倒的に少ないだけだろうが⁉


 今の状態こそが、男女を問わぬ『人間としての』、努力の結果なんだよ⁉


 その『当然の結果』を無視して、女性議員の定数を無理やり水増しするつもりかよ⁉



 そんなろくに努力もしない能無し女をごり押しで国会議員にすることによって、むしろ実力で頑張ってきた女性たちがスポイルされてしまったら、どうするつもりよ⁉



 そうなのよ、糞フェミ野郎どもがしようとしている、共産主義的悪平等は、


 真に自由で公平な競争社会を阻害して、将来自分たちが席を埋めるつもりの、某国党中央政治局員どもの恣意的なコントロールで、すべてを決めつけようとしているだけなのよ!


 そんな、旧ソビエトや中国や北朝鮮や近い将来の韓国のような、国民弾圧的社会システムのどこに、未来があるとでも言うの⁉




 ──断言します、今の日本ほど、『最後まであきらめなければ、絶対に努力が報われる』という、真に理想的な公平社会は、存在しないのだと。













 ──とまあ、外国勢力の似非フェミ工作員どもの『たわ言』に対する、『大論破』コーナーはこのくらいにして、いよいよ本題に入ろうかと思います。




 ……え、今までのは、何だったのかって?


 まあ、本題に入る前の、『肩慣らし』って、ところかしら?




 ──だって、『屁理屈』とかでは無く、本当に現在の日本の国会における、国会議員の『男女格差』を解消する、『裏技』があるんですもの。



 つまり、『ポリコレ』に対しては、『ポリコレ』を使えばいいの。



 外国の工作員である『あいつら』の真の目標は、どんな手段を使ってでも、『日本の伝統的な社会システムを破壊すればいい』のだから、『男女平等』とか『夫婦別姓』とか『同性婚』とか『LGBT』とかいった、『お題目』の間には、修正不可能な『相互矛盾』が存在しているの。


 例えば『同性婚』は、憲法24条に違反しているから、どうしても達成しようとすると、憲法を改正する必要が生じて、『パンドラの箱』を開けることになり、晴れて憲法9条を破棄して、『完全なる主権国家』として甦った新生日本国は、もはや躊躇することなぞ微塵も無く、『ポリコレ工作員』を裏で操っている特亜三国を武力で滅ぼして、日本の社会システムを守り抜きましたとさ、めでたしめでたし♡




 まあ、冗談はこのくらいにして、『国会議員の男女格差』を、どうやって是正するのかというと、


 これには、(まさしく「毒をもって毒を制す」そのままに)『LGBT』をぶつけてやれば、いいのですよ☆




 つまり、国会のおっさん議員たちに、『心は乙女♡』であることを宣言させるだけで、あ〜ら不思議、むしろほとんどすべてが、『女性(?)議員』ばかりになったりしてね!


 ──はい! 解決! 日本の国会議員の『男女格差』は、これにて完全に、解消されました!



 ……まさか、文句は無いだろうな、似非ポリコレ工作員ども?


 これはおまえらお得意の、『LGBT』の手法を利用させてもらったんだから、


 これを否定するのなら、おまえら自身を否定することになるんだぜ?


 よかったな、これで日本国は、全世界においても女性議員の割合が極めて大きい、『ポリコレお手本国家』になったじゃないかwww



 ──とはいえ、忘れてもらっちゃ困るんだけど、この作品はあくまでも『転生法』であり、『異世界転生』をテーマにしているんだよね。



 それに対して、今回の内容が、どう関係してくるかと言うと、



 そうなのです、『TS転生』なのですよ!



 実は、今年度のWeb小説コンテストの応募作品として、現代日本の国会議員のおっさんたちが、異世界に美少女としてTS転生して、『NAISEI』方面において大活躍するってのを考案しているの。



 現在鋭意作成中ですので、無事完成した暁には、どうぞよろしくお願いいたしますね♡

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