韓国人収容所

@kimutiman

第1話

20××年、韓国は世界各国の経済的制裁を受け崩壊寸前となった。

そして、韓国人を人類共通の労働力にすると言う計画が何処かの国の誰かが言いその計画は実行された。


その結果韓国人の人権は北と南の代表以外買収され、韓国はキムチマン製造工場として機能し、地上に僅かに住む事を許されたエリートキムチマンの身体を有害な煙が蝕み、地下では大多数のキムチマンが労働と称された職員の憂さ晴らしを受けていた。




夕食のサイレンがなり、キムチマンは一斉に作業を中止して同時に右足から進みだした。

もしこの行動に少しでもズレが生じたら職員による制裁が加えられるのだ、当然ズレが生じていなくても制裁はされる。

キムチマンは制裁される恐怖を堪えながら一子乱れぬ行進で給食室に向かった。

給食室はとても広く工場に収容されているキムチマンが全員入っても余裕がある。

そして給食室には映画館のスクリーンを連想させる巨大な物があった、当然キムチマンが映画を観賞すると言う事は許されない、それは人間がする事だからだ。

キムチマンが全員揃うとやおらスクリーンからリアルタイム映像が流れた。

それはこのキムチマン製造工場の支配者の夕食だ。

今回の夕食は高級な肉を使ったステーキだ、支配者はステーキにナイフを入れる…抵抗なく入り肉汁が溢れる。

「ニダァ…」

その様子を見て羨ましそうに呟いたキムチマンは職員達に囲まれ金属バットで死なない程度に叩かれた。

そしてそれ横目で見たキムチマンも金属バットで叩かれた。


支配者はステーキを完食し高そうなワインを呷り映像は終わった。

その直後、強烈な異臭が給食室を包み込んだキムチマンが食べる残飯だ。

しかも唯の残飯ではない、あらゆる残飯をぐちゃぐちゃに混ぜ込み其処に腐ったキムチそして死んだキムチマンの肉を入れた物だ。

当然このような下劣な配給食を作るのは人間の役割ではない。

給食室にいる、コックキムチマンが作っている。

事前に旨そうな食べ物を見せられたキムチマンは自分達愚かなキムチマンに相応しい余りにも下劣な食事を見て、自尊心が傷付き喚き散らし近くのキムチマンを殴りつける等暴れまわった。

これを止める職員は居ない既に給食室を去っているからだ、彼等は近くにある給食室監視室から弁当を食べながら和やかに話ながら此を見ていた。

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