第12話 再会 ~エピローグ~
~社(やしろ)~
目の前に表れた淡く光る玉。
それにそっと手を差し伸べる白雪様。
「おかえり・・・」
光の玉は、白雪様にすり寄った。
「・・・ただいま、おかあさん」
「幸せだったかえ?」
「うん」
「そうかえ・・・」
淡く光る玉は、そのままゆっくり消え、その代わりに小さな狐が白雪様の両手の中ですやすやと眠っていた。その背中を撫でながら、白雪様は頬笑むのだった。
六花の誘い ~通りゃんせ~ トチイ 青 @usagiao
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
我が家の父/トチイ 青
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます