ラブコメってさ、恋愛とコメディが合わさったやつなんでしょ?私コメディ好きなんだけどさ、書けないのよ。だから、恋愛と一緒ならかけるかなって。時代物も好きだから新撰組に手伝ってもらったわ。

@ItsukiOsaka040508

第1話 局長!今日あの甘味屋、団子半額です!

時は幕末、江戸では抗争が絶えず、町民はおびえていた。

かの有名な新撰組、今日も忙しく取り締まりにあたる・・・

なーんてなってると思ったら大間違いだバカヤロー!

新撰組がそんなに忙しく働いてる訳ねーだろーが!休みたいんだよこちとら!

なんかさ、新撰組って言うだけですごいかっこよくていつも仕事してる。みたいな?

恋愛小説とかさ、最近は恋愛アプリにまで登場してさ、固定概念だよ!

実際はどうだかわかんないだろ?人間なんだから、かっこわるいところがあるんだよ

コメディの題材になりたいんだよ!



「はぁ、疲れたな・・・昨日はちょっと大変だったからな。」

そういって茶をすすっていいるのが新撰組局長、近藤こんどうゆうである。

「そんなに大したことやってないですよ。局長。」

そう言っているのは二番隊隊長の永倉ながくらしん

「昨日はちょっと遠くのスーパーの特売に行ったんだよ?重くて大変だったんだから!」

そういって茶菓子をつまむ三番隊隊長、齋藤さいとう一華いちか

「ほんとに大したことやってねえじゃねえか!!」

今、ドロップキックをいれたのが副長の土方ひじかた冬弥とうやである。

「冬弥、特売は大事だぞ。新撰組全員の食費は結構なんだ。」

「そうですよ。副長。堅いこと言わないでください。」

「特売が無かったら私達家計が火の車ですよ。」

「知りたくなかったよそんな新撰組!特売でもってる新撰組知りたくなかったよ!」

「そういうことだ。冬弥。今の俺達には江戸の平和より自分たちの食費をいかに減らすかが最重要問題だ。」

「もうお前ら新撰組やめちまえ!」

「どうしたんですか?土方さん。そんなに大声だして。」

障子が開き中から出てきたのが一番隊隊長、沖田おきたつかさである。

「いいところに来た。司、こいつらになんとか言ってやってくれ。」

「何も言うことなんかないですよ・・・あっ!そういえばあの行きつけの甘味屋、今日団子が半額って女中の人が言ってましたよってあれ?局長達は?」

「半額あたりで外に飛び出してったよ。はぁ、、」

「お疲れさまです、土方さん。」



ここはとある過激派攘夷浪士の潜伏場。そこに山崎やまざきたすくは居た。

「潜入捜査の一環で来たが、本当に危ないこと考えてるなこいつら・・・」

監察という役職に就いている山崎は敵の動向を探り、実働部隊に報告する。

そんな感じの仕事だが、最近ちょっと、いやかなり心配なことがある。

それは実働部隊のことだ。確かに強いのは分かるのだがあーゆう奴らである。いざという時がとても心配だ。

「はぁ、、大丈夫かな、、、」

そんなこと考えてるときだった。

「今宵、我らはあのにっくき新撰組に夜襲をかける!我らで江戸を変えようではないか!」

新撰組が危ない。すぐに知らせなければ!

「悪いけどちょっとトイレ行ってくる。」

「早く帰ってこいよ、山崎。」

「わかってる。」

そうして新撰組屯所に一目散に駆けだしたのである。



「副長ーーー!大変です!今夜、攘夷浪士が攻めてきます!」

「何だと?!事実か山崎!」

「局長!本当ですよ。もう沖田隊長には伝えてあります。」

「司が行くなら安心だな。二番隊にも伝えてから俺達も行くぞ、近藤さん。」

「あぁ。」



攘夷浪士の潜伏場は戦場になっていた。

「己新撰組め!どうやってこの位置を知った!」

「観念しな攘夷浪士ども。お前ら、全員しょっぴけ!」

沖田は新撰組一の刀の使い手。攘夷浪士は次々とたおされていった。

そこに二番隊も到着。もう勝ち目はない。そのとき、沖田の前に一人の男が現れ、沖田の刀を吹っ飛ばした。

「一番隊隊長の沖田司。刀がなければお前はただの人だ。死ねぇ!」

ドカッ

男は倒れ伏した。

「俺は武術を一通りこなしてるんだ。刀がなくても戦えんだよ。」

「さすが司だな。」

「近藤さん。ついてたんですね。」

「あぁ。大方かたづいた。帰るぞ。」

山崎は思った。

「やっぱ強いよな。沖田隊長。俺の心配は必要無いな。」

そんなこんなで江戸は今日も平和である。











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