クライマックスフェイズ:シーン5「白雨」
GM:空に伸び上がった入道雲は瞬く間に町を覆い、やがて夕立を降らせ始めました。セミの声は聞こえず、酷い雨音だけが響き渡ります。視界も不良です。
ですが、この道を越えれば――そう思った直後です。雨に煙る視界の先に、巨影が蠢いたような。そこにいたのは、あまりに巨大な――膨れ上がった肉で、行く手を完全に塞いだ化け物でした。
ぎょろ、ぎょろ。肉塊から幾つも突き出した目玉があなたを、あなた方を見ます。途端、赤い肉から裂けるように口が現れて、血反吐を吐きながら赤ん坊のような金切声を発しました。あふれ出てくる血は雨に混ざって、瞬く間に道路に流れてあなた方のくるぶしまで濡らしていきます。
あなたの心臓がざわつきます。死――死――死……。猛る本能に、あなたの中の何かがわななきます。
衝動判定です、難易度は6。
紫步:(ころころ→17)暴走してたまるかぁ!!!
GM:とってもお強かった 大丈夫そうだ
翠瀬苑芽:「……」
GM:苑芽さんは黙ったまま、あなたの手をぎゅっと握り締めました。
翠瀬苑芽:「大丈夫です。……私が、一緒にいます」
紫步:「ありがとう。...少し、行ってくる。けど、ずっと一緒にいるから。必ず戻ってくるから」おでこにキスします
翠瀬苑芽:「……はい、ずっと一緒です」
GM:それでは戦闘にまいりましょう
紫步:いえ~い!
GM:彼我の距離は5m。ミドル同様、苑芽さんは戦闘から除外されます。
紫步:了解です
GM:セットアップはないですよね
紫步:ないです!
GM:はーい! あ、そうだ、こちらなのですが、
赤き巨影:▼《巨神獣化》:自身 / 自動 / 至近 HP+50,白兵の攻+5,ドッジ不可になる
GM:これを発動済みとさせて頂きます
紫步:了解です!
GM:ではまいります こちらの手番から
赤き巨影:▼マイナー 《破壊の爪》:攻+9、G値+1
▼メジャー 「醜悪なる一撃」《コンセントレイト:ブラム》3+《鮮血の一撃》2+《伸縮腕》2+《ブラッドバーン》
白兵 / 視界 C値-3、ダイス+2、攻+4、射程を視界に、HP7消費
GM:これでいきます リアクションはありますか?
紫步:ないです
GM:はーい、では命中判定(ころころ→46)
紫步:よけれねぇ! 振ります(ころころ→23)がんばるやん....
GM:頑張っている……! がダメージだ……(ころころ→45)
紫步:死~~~~
GM:なむ……ここからはタイタス昇華での復活となります……
紫步:日常のロイスをタイタス昇華します
GM:はい!
赤い、赤い腕が迫ります。紫歩さんを、容赦なく、襲います。ですがあなたは、立ち上がれますね?
紫步:「ここでやられてられない....!!!!」日常の記憶が泡のように消えていきます
GM:立ち上がるしかありません…… 手番をどうぞ
紫步:▼《完全獣化》:Lv5:マイナー:侵蝕=6:制限:効果 肉体ダイス+「LV+2」個
▼《破壊の爪》:Lv4:マイナー:侵蝕=3:制限:効果 武器作成
▼《ハンティングスタイル》:Lv5:マイナー:侵蝕=1:制限:効果 戦闘移動。エンゲージ離脱可能
▼《縮地》:Lv7:オート:侵蝕=2:制限:効果 戦闘移動、全力移動を使う直前に使用、任意の場所に移動可能、離脱可能
移動します~!
GM:はーい
紫步:(コマを動かして)ヤッホー
赤き巨影:(や、やっほー)
紫步:振りまーす!
「泡沫の剣」:《コンセントレイト》+《吹き飛ばし》+《神獣撃》:メジャー:<白兵>:単体:至近 効果 「LV(3)*2」m エンゲージ移動させる
(ころころ→51)やるやん
GM:ほげー ドッジ不可です、ダメージどうぞ!
紫步:(ころころ→103)
GM:ひいいい すみません、ガードを選択したことにさせてください(
紫步:いいですよbbb
GM:ありがとうございます!
赤き巨影:▼オート 《歪みの体》:G値+4
GM:爪と合わせて5点だけ軽減します(滝汗 実ダメは98点……ひええ……
ま、まだ立ってますから 大丈夫ですから
紫步:あ、すいません....Dロイス分攻撃力載せてない......
GM:!?!!?! ……おいくつ増えます……?
紫步:8点です....
GM:ひぃ では106点もらいますね 強ない………………………………?
紫步:あと前方6mに移動してくだせぇ! やったぜ
GM:ふおお(吹っ飛び
紫步:描写しまーす
GM:どぞどぞ!
紫步:鋭い短剣のような爪を相手の体に深く深く突き立て、思いっきりえぐると同時に、空間と空間をずらして相手を少し先まで移動させます 少しでも苑芽から遠ざけるために
GM:かっこいい……
赤い巨躯が、吹き飛びます。その口からは、苦悶の叫び。呪いか、痛みか、何の声なのかも、分かりませんが……。
紫歩さんの後のイニシアチブで宣言が入ります。
赤き巨影:▼イニシアチブ《加速する刻》2:メインプロセスを行う。行動済でも使用可 ラウンド1回、シナリオ2回
紫步:ぐえええええ
GM:同じ攻撃を、もう1度。(ころころ→33)
紫步:(ころころ→20)んんんんんん
GM:頑張ってるうう 紫歩さんに尊みを感じますが殴ります(ころころ→49)
紫步:未来のロイスをタイタス昇華!
GM:はい……!
紫步:今この瞬間に全てを使います
GM:未来を捨てても、あなたは立ち上がるんですね……。
紫步:無い未来を追い続けるわけにはいかない
GM:それは赤子が暴れるかのごとく。赤の腕が、先ほどとは逆から迫っても。
クリンナップもないですかね
紫步:無いです!
GM:はい! では以降飛ばしますね
紫步:らじゃー!
GM:ラウンド2。手番もらいまして同じ行動です(ころころ→51)
紫步:(ころころ→15)こいよぉ!!!
赤き巨影:いくよぉ!!!(ころころ→55)
紫步:両親のロイスをタイタス昇華!
もう自分はバケモノなのだからそんなものあってもなくても変わらないじゃ無いか。もうあえないんだから。
GM:過去も未来も顧みず、それでもまだ、立ち上がりますか。
紫步:ここで負けたら、苑芽を守れない。それだけは絶対に嫌だ。自分をニンゲンとして、鷺坂 紫步としてつなぎとめてるのは苑芽なのだから
GM:なぜ、なぜ、そこまで、と、声が聞こえるかのごとく。ばたり、ばたりと、腕が振られます。悪あがきさせてください。
赤き巨影:▼イニシアチブ《加速する刻》2:メインプロセスを行う。行動済でも使用可 ラウンド1回、シナリオ2回
紫步:こいよぉ!!!!
赤き巨影:(ころころ→34)
紫步:(ころころ→18)こいよぉ!!!!!!!
赤き巨影:ダメージ(ころころ→40)
紫步:友達のロイスをタイタス昇華!
みんないなくなってしまった。ともだちはバケモノになりさがった。わたしもひとのことはいえないが
GM:それでもあなたは、まだそこに立っているから。
紫步:そう、まだ まだ、やれる。やらなきゃいけない
GM:赤き巨体は、まだ、紫歩さんの目の前に。手番をどうぞ。
紫步:▼《完全獣化》:Lv5:マイナー:侵蝕=6:制限:効果 肉体ダイス+「LV+2」個
▼《ハンティングスタイル》:Lv5:マイナー:侵蝕=1:制限:効果 戦闘移動。エンゲージ離脱可能
▼《縮地》:Lv7:オート:侵蝕=2:制限:効果 戦闘移動、全力移動を使う直前に使用、任意の場所に移動可能、離脱可能
ここでロイスをタイタス昇華してC値-1します
GM:おぉ……
紫步:バケモノの自分のロイスをタイタス昇華
もうじぶんはバケモノだ。ならなにをじぶんにきょうふするひつようがある。ほんとうにきょうふするべきは苑芽をきずつけることだ!
GM:命中判定どうぞー
紫步:いきまーす
「泡沫の剣」:《コンセントレイト》+《吹き飛ばし》+《神獣撃》:メジャー:<白兵>:単体:至近 効果 「LV(2)*2」m エンゲージ移動させる
(ころころ→31)おいおい おーい
GM:最後の振り足し部分ェ……………………
紫步:草生える
GM:いや、でも大丈夫です エモみで盛り上げていきましょう
リアクションは、放棄します。
紫步:いきます(ころころ→120)
GM:……お見事、こちら戦闘不能になります。
紫步:「どうしてこうなったかは、しらない。けどわたしは苑芽をまもらなきゃいけないんだ!」
自身のもつ全てのもの、記憶を犠牲に、目の前のバケモノに腕を振りかざす。自身の怪我もかえりみず、そのバケモノの首を、腕を、吹き飛ばします
GM:その強烈な一撃に、赤が遂に、崩れます。首が飛び、腕が千切れ、どろどろと。断末魔の尾を長く引かせ、ソレは完全に、崩れ去りました。
戦闘終了です、お見事でした。
紫步:お疲れ様です!
GM:お疲れ様です!
周囲に動く者はあなた方以外にいなくなります。夕立の雨足も弱まりました。じきに止むでしょう。もうあなた方の道を阻むものは何もありません。
翠瀬苑芽:「せんぱい……大丈夫、ですか」
紫步:「だいじょうぶ。だいじょうぶだよ」フラフラですけどね
GM:苑芽さんは、何も言いません。薄々、あなたが化け物を倒していることに気付いているのでしょう。どういう方法かは、考えないようにしているでしょうが。
翠瀬苑芽:「行き……ましょう、か」
紫步:「....そうだね。はやくいかないと......はやく、苑芽を....」
GM:では、歩き出しましょうか。
紫步:準備はできてます。歩き出します
GM:はい、かしこまです。ではクライマックスフェイズは終了となります。
紫步:はーい
GM:バックトラックは、行いません。
紫步:はい
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