ミドルフェイズ:シーン2「Nobody」
GM:どこまでも青い夏の空。蒸すようなアスファルトの上をあなた達は歩きます。
見慣れた町には誰もいません。乗り捨てられた車、燃えている家、そしてそこかしこに、死んでいる人間――。
じわ じわ じわ 蝉だけが鳴いています。
翠瀬苑芽:「……誰も、いませんね……」
紫步:「そうだね...」
こんな光景苑芽に見せなくてよかったと思ってしまった自分に自己嫌悪
GM:そうですね、苑芽さんには何も見えていません。そう思ってしまうのもまた、紫歩さんが苑芽さんを思っているからなのでしょう。
紫步:「足元、色々散らばってるから、気をつけてね」
手を引きゆっくり足を進めます
翠瀬苑芽:「はい……」ゆっくり、ゆっくりと進んで行きますね
「私たち、どうなるんでしょう……死にたくない、です……」
紫步:「苑芽は死なないよ。私が...絶対守るから」
翠瀬苑芽:「先輩……ありがとうございます。一緒に生きましょう、先輩も」
紫步:「.......そうだね。」ちょっと顔を伏せます
GM:さて、そんな会話をしながらゆっくり歩いておりますと、道の先に誰かがうずくまっているのが見えます。
じゅる、じゅる、嫌に湿った音。それは――倒れた人間の内臓を引きずり出して貪り食らう、二体の化物でした。
お友達が多いんでしたっけ、紫歩さんは。
紫步:多いですね。浅く広いです
GM:いいことです。顔が広いのは素敵ですね。
さて、その化物ですが、どことなくあなたの見知ったいで立ちをしているでしょう。ボロボロになっていますが、あなたと同じ制服を着ていたようですね。
紫步:うわ~~~~~
GM:もしかしたら、ご友人の、成れの果てなのかも知れません。
翠瀬苑芽:「先輩……?」
紫步:「....苑芽、少し下がってて。ちょっとどかさないといけないものがあるみたいだから」
翠瀬苑芽:「え、そんな……」苑芽さんも、何がいるのか、なんとなくわかっているかも知れません「逃げないと、先輩……!」
紫步:「大丈夫! 少し気を引いたら逃げるから。だから少しだけ、離れてて...お願い」
翠瀬苑芽:「わ、わかりました。無理、しないでくださいね……!」
GM:では、早いですがここでミドル戦闘のお時間です。
紫步:いえ~い
GM:敵は化け物が2体。エンゲージを作っています。対してこちらは紫歩さんのみです。苑芽さんは戦闘から除外されます。
紫步:了解です!
GM:ではいきましょう、セットアップはなさそうですか?
紫步:なしです
GM:はーい、ではイニシアチブを経てこちらから動きます まず無印から
ジャーム:▼マイナー 《骨の剣》5:白兵 / 自身 / 至近
攻+10、G値+6、命-1の武器を作成します。メジャーで攻撃です
▼メジャー 《コンセントレイト:エグザイル》2+《伸縮腕》3:白兵 / 視界 C値-2、白兵攻撃の射程を視界に変更する
GM:リアクションも特にないですかね
紫步:そうですね 普通に回避くらいです
GM:はーい、では命中判定いきますね(ころころ→12)
紫步:(ころころ→12)ぴったり回避!
GM:同値だ! 熱い かっこいいいいい
紫步:相手から伸びてきた腕を既のところで躱します
GM:化物がゆっくりだったのか、はたまた紫歩さんの感覚がよかったのか。
1体目はかわされてしまった……では2体目 同じ行動を取ります。(ころころ→17)
紫步:(ころころ→15)あ~
GM:うーん惜しい! 1体を捌くのに精一杯だったのでしょう、ダメージだ!
(ころころ→13)おや、今日の出目は良心的だ……
紫步:「ぐっ!」
GM:腕とかですかね、ざくりと剣筋が迫りました。
紫步:ぐさっといきましたね
GM:13ダメってどれくらい痛いんだ……1/3だから割と痛いのか でも紫歩さんはまだまだ立っていられますね
翠瀬苑芽:「先輩っ!」うめき声を聞いた苑芽さんが反応しますよ
紫步:「大丈夫。ちょっとかすっただけだから!」いつもと同じ声色で 反撃じゃあ!
GM:どうぞー!
紫步:▼《完全獣化》:Lv4:マイナー:侵蝕=6:制限:効果 肉体ダイス+「LV+2」個
▼《破壊の爪》:Lv3:マイナー:侵蝕=3:制限:効果 武器作成
▼《ハンティングスタイル》:Lv4:マイナー:侵蝕=1:制限:効果 戦闘移動。エンゲージ離脱可能
▼《縮地》:Lv6:オート:侵蝕=:制限:効果 戦闘移動、全力移動を使う直前に使用、任意の場所に移動可能、離脱可能
ジャーム1、2のエンゲージに移動します!
GM:はい!
紫步:対象はジャーム1!
紫步:「泡沫の剣」:《コンセントレイト》+《吹き飛ばし》+《神獣撃》:メジャー:<白兵>:単体:至近
効果 「LV(2)*2」m エンゲージ移動させる(ころころ→31)
GM:ヒッ かいーひ!(ころころ→18)はい(
紫步:行くぞ~!(ころころ→97)まじぃ?
GM:ひいいいいいいいいい こわ これミドルですよ……(
紫步:PLもびっくり
GM:ダイスの殺意高い……
紫步:せやな....
GM:ともあれ、あの、2回くらい死んで吹き飛びます……(
紫步:ジャーム1の死角に現れ、鱗のようなものに覆われた肥大化した腕で吹き飛ばすように殴ります
GM:慈悲なんてなかった……強烈な力に吹き飛ばされ、1体はそのまま動かなくなりました。
紫步:守るためなら容赦はしないぜ!
GM:名実ともに絶対守るウーマン……強い
ではクリンナップ経てラウンド2 こちらの手番頂きます
紫步:はーい
GM:先ほどと同じ行動です(ころころ→18)
紫步:(ころころ→25)よっし!
GM:はわ…………………………お強い!
今度は紙一重ではなくしっかり躱しましたね
紫步:腕をバネのようにしようして高く飛び上がって避けます!
GM:かっこいい描写! そしてシュタッ
紫步:しゅたっ!
GM:文句なしの10点 手番どうぞ!
紫步:はーい
▼《完全獣化》:Lv4:マイナー:侵蝕=6:制限:効果 肉体ダイス+「LV+2」個
「泡沫の剣」:《コンセントレイト》+《神獣撃》:メジャー:<白兵>:単体:至近
(ころころ→26)う~ん回らない
GM:にじゅうろく いざ回避チャレンジ(ころころ→29)
紫步:まじぃ!
GM:ごめんなさいいいいいいいい!?
紫步:いや稀によくありますから!!!
GM:知性ある獣<ジャーム>……避けてしまいもうした……
紫步:このジャームやりよる...!!!
GM:出目がよくなってきている説……? 抑えねば(無理
ではラウンド3 こちらから!(ころころ→27)
紫步:(ころころ→10)あたりまーす!
GM:はーい!(ころころ→28)これは深い……
紫步:死ぬ~~~
GM:シュタッしたり躱し合戦をやっているところの隙をつかれたのでしょう、急所にざくり、と……
紫步:「──っ!」声を堪えます
GM:あぁ、ある意味賢明な判断……苑芽さんに心配をかける確率は少しだけ下がりますかね…… ですがあなたは大丈夫です、立ち上がれます
紫步:相手の攻撃が刺さったところから鱗が生え傷を塞いで行きます
GM:うーん素敵 いいですね
紫步:立ち上がり、少し驚きますがそのまま攻撃に移ります!
GM:そうか、そうですね、立ち上がれることには驚くかも知れません。手番どうぞ!
紫步:▼《完全獣化》:Lv4:マイナー:侵蝕=6:制限:効果 肉体ダイス+「LV+2」個
「泡沫の剣」:《コンセントレイト》+《神獣撃》:メジャー:<白兵>:単体:至近
(ころころ→35)いいやん!
GM:ひぃん いざ回避……(ころころ→8)さすがに無理ー! ダメージどうぞ!
紫步:(ころころ→61)
GM:縮地がどれだけ強いのか……いやこれも十分強いです 倒れますよー!
紫步:短剣のように鋭くなった爪で相手をさしつらぬきます やったぜ!
GM:急所を一刺し……せめてもの慈悲ですね。2体目はその場に伏し、動かなくなりました。
敵を全撃破しました、戦闘終了です。
翠瀬苑芽:「先輩……大丈夫ですか……?」
GM:静かになったところで、苑芽さんが恐る恐る尋ねてきます。
紫步:「うん、大丈夫」腕を戻して苑芽の手を握ります
GM:とても冷静でありました! しかし、苑芽さんは周囲の血生臭さに顔をしかめます。
翠瀬苑芽:「う……これは……? 先輩、怪我とかしてませんか……?」
紫步:「ちょっと、切れちゃったとこはあるけど...大丈夫。それに早く苑芽、怪我治さないと....」ちょっと困り顔で
翠瀬苑芽:「そ、そうですね……」
紫步:「...........ごめんね」
翠瀬苑芽:「……先輩?」
紫步:「ううん、なんでもない。行こっか!」
翠瀬苑芽:「……はい」
GM:あなた方は手をつなぎ直し、また道を進んでいきますかね。
紫步:ですね
GM:ということでシーン2はここでおしまいとなります。
紫步:はーい
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