こんにちは。
イエスの処刑に至るくだりは、ほんとうにドラマチックですよね。マタイはその記述でイエスが救世主であることを証したんですね。マタイ伝については吉本隆明の『マチウ書試論』の印象が強烈だったのですが、今回それがリセットされたような気がします。
星都さんがインタビューで「不謹慎!」と諭されるやりとりが楽しい回でした(^^)
作者からの返信
こんにちは。
吉本隆明の『マチウ書試論』、そんな本があるんですか。
きっと厚くて読み応えのある内容だと思います。
そう考えると、久里琳さま、私の聖書恋愛解釈にお付き合い頂きありがとうございます。申し訳ありません。
イエスの一生、特に処刑シーンはドラマチックですね。胸が痛むこともあり、軽くインタビュー形式にしてしまいました。
楽しんで頂けて嬉しいです。読み返すと不謹慎な内容もあり、ごめんなさいな感じですが。
マタイ編もお付き合い下さり、ありがとうございます。
コメント、感謝いたします。
マタイ本人が脚光を浴びることはあまりなかったと思います。その人柄を知ることができて良かったです。
やはり新約聖書に入ると一気にポップというか、分かりやすいキリスト教という感じが強くなりますね。山上の垂訓などはとても象徴的です。
高尚で論理的な教えではなく、普通の人が直感的に「良いこと」と思えることを教理にしている……この分かりやすさがキリスト教を世界的宗教に押し上げた要因の一つかな、と思います。
しかしイエスの死の前後は本当にドラマチックですね。物語として素晴らしいと思います!
作者からの返信
マタイ編もお読み下さりありがとうございます。
新訳は物語が分かりやすく、特にイエスの言葉は受け入れやすいですね。
山上の垂訓、その中でもきっと模範的な祈りは覚えている事でしょう。
イエスの生涯を、物語にした本はたくさん出ていますね。
最後の晩餐や、十字架で亡くなるというシーンは絵画にもなっていますし。
イエスの教え、特に許す事と愛する事だけを当てはめていればよかったなと思います。ハルマゲドンや復活などの教えが複雑にしたのでしょうね。
素敵な物語にとして捉えたいですね。
コメントありがとうございます。
磔刑の場に到るまで、道中も散々なイエスさま。私も痛いのは苦手……鎮痛薬が欲しいタイプです。
マタイさまは忠実な記録をして、後世にイエスさまの功績を讃える福音書を遺したのですね。そこに私的な感情を入れず書けるところがマタイさまの才能なのでしょうね。
マタイの章も、たいへん勉強になりました。
読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
痛くなったらすぐセ◯ス。
我慢してはいけませんね。私も鎮痛剤に頼ります。
マタイはおっしゃる通り、忠実な記録者だったと思われます。
福音書の筆者にルカがいるんですが、彼は医者なので、病気に関する記録が多いです。マタイは収税人なので、数字に強いです。イエスが行った奇跡の内容より、数をしっかり記録しています。
マタイ編もお読みいただきありがとうございました(*´∇`*)
弟子だけにイエスをリアルに体験した人の話はさすがに迫力がありました。山の上の垂訓は本当に印象深いです。
余計な脚色をせず先生の言葉をただひたすらに正確に記録していったのだろうなと思います。堅実という言葉がぴったりの弟子ですね。
作者からの返信
マタイは速記が得意でしたからたぶん正確に記録したと思います。
それをマルコ、ルカ、ヨハネが補っています。
イエスが山上の垂訓を語ったのは数十分だけと言われています。現代まで残る教訓を語るって凄いですね。
「次の日の事を決して心配してはなりません。次の日は次の日で心配する事があります。その日の問題は、その日だけで十分です」をいい意味で当てはめたらポジティブ思考になりました。
柊さんはどの言葉が印象に残りましたか?
コメントありがとうございます。(^^)
マタイ編、完結おめでとうございます!
マタイにはまさに「全身全霊」という言葉がぴったりだと思いました。
彼が記した福音書には辛さも苦しさをも超える「希望」が見える気がいたします。
ところでバッハ作曲ではマタイ受難曲とヨハネ受難曲の2曲があります。
ともにカットなしで上演時間が3時間という大曲です。
個人的な楽曲的好みで、わたしはヨハネ受難曲の方が好きです。
「主よ!」と訴える力が強くて。^-^
執筆お疲れ様でしたー。次回も楽しみにしております!
作者からの返信
完結の度に、いつも労いの言葉をありがとうございます。ペコリ
ヨッ、ヨハネ受難曲もあるのですか。ビックリです。バッハの才能にも感謝です。
この長いオペラを覚え理解し、感情を込めて歌う方達もスゴいですね。
オペラって敷居が高くて、今まで聞いた事がなかったのですが、サクヤ様から教えて頂いて少しずつ触れています。
感性を磨き、語彙を増やす為に(笑)
次回は誰にしようか考え中です。
ナザラとライナスが大変な時でも、読みに来て下さりありがとうございます。
マタイの章は、ハナスさんのインタビューがこれまで以上に冴え渡っていて、すごく面白かったです!
弟子の目を通したイエスの姿が印象的でした。