　父と母に愛され育ったモアブ人ルツ

　愛する親と故郷を離れ

　姑ナオミに忠節な愛を示す

　見知らぬ土地へ

　不安を捨て

　希望と信仰をイスラエルの神に託す

　朝から夕まで勤勉に働き糧を得て

　ナオミの労いと、ボアズの親切を胸に

　喜びの床に就く

　神のおきてに対する柔順と貞潔さは

　ボアズの利他的な愛を呼び起こし

　買い戻される

　ナオミの神を神とし、民を民として

　同じ墓で眠る誓いを全うし

　イスラエルの女たちにも愛されたルツ

　その謙遜さはイエスの先祖となる

　たぐいまれな特権という祝福に……

　ルツの信仰、忠誠心は後代に語り継がれる

　人からも神からも愛されたルツに

　私は恋をした

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