第30話 星が増えてもやる気にならない

 これはちょっと衝撃でした。「九十九墓村事件」という話がそこそこヒットして星を集めていたころの話です。おもしろいようにPV、星が伸びていくというのにどこか醒めた自分がいました。嬉しいことは嬉しいのですが、だからもっと書こうとはならなかった。


 これは思いのほか堪えました。というのも、期待があったからです。それなりに評価されればそれなりのモチベーションになるものだろうという期待が。しかし、どうもわたしはそういうタイプではなかったようです。では一体どうやってモチベーションを上げていけばいいのか……


 考えてみれば、某所で公開している2次創作にしてもそうでした。2次創作ですからオリジナルに比べればPVの伸びがよく、ほっといても3桁にまで届きました。いいねやブクマもそこそこ集まりました。が、やる気にならない。けっきょく、3作ほど発表して放置状態になってます。


 尤も、星がまったくつかなくてもそれはそれでがっかりするんですけどね。まったく、人の心とはままならないものです。

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