第29話 同人誌の思い出

 実は何度か寄稿したことがあります。Twitterのフォロワーさんにお声がけしてもらったのですが、(ついぞ経験することがなかった)文芸部っぽい活動ができて楽しかったものです。


 尤も、大変なこともありました。締め切りです。三回中二回は、ぎりぎりまで作業していました。特に二回目のときは途中まで書いていた話をボツにして新たに話を書きはじめているので、本当にぎりぎりでした。三回目は三回目で余裕をもって書きはじめたつもりが、最後までプロットが固まらず右往左往、およそ一か月間、プライベートの時間を全投入してようやく完成し、やはりぎりぎりで提出した記憶があります。


 同人誌を出したいと言いつつ躊躇する理由の一つがそれです。これまではなんとかなってたものの、今度こそ落としてしまいそうな気がします。特に個人で出すならばそれなりの文字数が必要でしょうからね……


 ましてや、編集やデザインにはノータッチでぎりぎりになってしまうのですから、それらを全部一人でやらなければならないとなるとその労苦たるや……と想像してしまうのですね。実際、個人で出してる人たちってその辺どうしてるんでしょう。

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