第4話 自分の作風について

 布団の中で伸びをしたら、腰が逝きました。立ってるだけでも辛いです。歩くなんてもってのほか。安静にしてるより、いつも通り動いていた方が治りが早いそうですが、無理な相談だと思います。


 というわけで、今日は一日横になってました。寝返りを打つだけでも一苦労ですが、立ってるよりは大分ましです。あとは湿布が効いてくれるのを祈るのみ。あんまり長引かないといいんですけどね。


 それはともかくとして本日のテーマです。「自分の作風について」


 と、テーマを立てたそばからなんですが、よくわかりません。特に珍しいことでもないでしょうが作風がないことが作風と言えるかもしれません。


 と言っても「何でも書ける」というわけではもちろんなく、むしろ「何も書けないので試行錯誤してる」という方が実情に則しているでしょう。早い話が、ジャンルが書けないのですよ。ミステリ読みのくせにミステリもほとんど書いてなかったりしますし。


 また、レイティングが必要になるような描写も苦手です。描写自体に抵抗はないのですが、構想の際にうまく組み込めないのです。レイティングにはむしろ客寄せの効果があると聞くので、悩ましい限りです。


 苦手と言えば、お仕事モノとか部活モノに関して、いい読み手/書き手になれる気がしません。あとは、恋愛、ハイファンタジーも苦手。歴史もの、時代ものも苦手でしょうか……歴史ものは若干興味があるのですがいかんせん資料が不足していてなかなか踏み切れません。というか、プロならいざ知らずアマチュアの書き手ってその辺の資料をどうやって集めてるんでしょうか(そしてどこに置くのか)。


 と、こうして苦手なもの、趣味じゃないものを並べてみると作風のようなものが浮き上がってくる気がします。つまるところ、恋愛要素もなければR指定描写もない地味な現代ドラマです。実際、自作のジャンルとしては圧倒的に多いのが「現代ドラマ」だったりします。


 前々から思っていたんですが「現代ドラマ」って「分類不能」を放り込む箱ですよね。小説なんて言ったらだいたいドラマがあるものですし、それをあえて選ぶってことはそれ以外何もないってことなんじゃないかと。


 そんなわけで、今後も地味な現代ドラマばかり書いていくことになりそうです。もちろん、その「今後」があればの話ですが……

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