蛙が増殖する夢。
猫店。
第1話
なぜかうちにはピンクの蛙がいた
母がその蛙を腰ほどの高さから落としてしまった
「ああー!」
パシャン
♦
私はちょうどそのころ黄色い蛙とじゃれていた
犬みたいにぴょんぴょん遊ばせ椅子にのぼらせ
そのあと机に乗せて
♦
母は事態を言い出せないようだった
私は母がなにか言いたそうにしていたのに気付いたが
気付いていないふりをした
母がなにか言いたそうで言わない場合、たいていはろくなことがない
♦
母とピンクの蛙になにがおきていたかというと
ピンクの蛙は床に落ちて4匹に分裂した、増殖したのだ。うぇー;
♦
そんなこととは知らない私は
黄色い蛙に机をぴょんぴょんさせ年甲斐もなく、はしゃいでいた
すると蛙、机の上から
椅子に座っている私の太ももに落ちた
パシャン
♦
その時、母が
床に落としたピンクの蛙が増殖したんだけど・・・と話しかけてきた
え。それ、早く言ってくれない?
黄色い蛙も落ちたけど、私のももに落ちただけだし
柔らかいから床に落ちた時みたいに分裂したりしないよね・・・?
と思ったのだが
4匹どころではない。それはそれは大量の黄色い蛙が私の膝で増殖していた
おしまい
ありがとうございました
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昨夜見た夢
蛙が増殖する夢。 猫店。 @nekot_en
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