<4>
翌日、洞穴に果実が届くことはなかった。
意図したわけではないが待ち伏せして追いかける事態となってしまった以上、鬼が警戒するのは無理もない。もう果実を届けようという温情を、抱くことはないかもしれない。
この失態によって、期待していた食料供給は望めなくなったわけだ。村の老婆からもらった山菜餅も尽きて、手持ちの食料はゼロになった。
まだかろうじて耐えられる状態であったが、空っぽの胃袋がキリリと痛む。生命活動に必要なカロリー補給は、何を差し置いても優先しなければならない。
グウと腹の虫が鳴る。ミスミではない、若い母親の腹が音源だ。
周りの人間も、彼女自身も、誰一人として気にしていない。腹の虫に羞恥を感じる時期は、とうにすぎていた。
「おい、これからどうすんだ……」横になり、うつろな目で焚き火を見ながら旅商人が言った。「お前がやろうとした二つのことは、どっちもムダ骨だったぞ」
鬼との接触だけではなく、救助隊を呼ぶ目印の狼煙も失敗に終わっていた。
どういうわけか一ツ目の怪物は火が嫌いなようで、狼煙を消してしまったのだ。怪物が去ったあとに再度狼煙を上げてみたが、すぐに引き返してきて小さな燻りも残さず踏み潰していった。
洞穴の焚き火までは感知できないようなのは不幸中の幸いであったが、連絡手段を失ったことには変わらない。別の方法を考えなくてはならなかった。
だが、いまもっとも優先すべきは、やはり食料の確保だ。狼煙と怪物の件は、ひとまず頭の隅に押しやる。
「この山のどこかに、果実のなる木があるのは確かだ。それを探してみようと思う」
「正気か? 鬼や怪物がいる山を歩いて回るのか?」
「飢え死にたくはないからな。なんとかやってみるさ」
ミスミは壁を支えに腰を上げて、光射す洞穴の入口に向かう。その後ろを男の子が追ってきた。
少しやつれていたが、顔色は悪くない。足取りもしっかりとしていた。
「おじさん、ぼくも手伝うよ」
「いいや、ボウズはここに残るんだ。お母さんのそばについていてやれ」
「でも……」男の子はちらりと洞穴の奥に目をやり、困惑気味に眉を寄せる。
言いたいことはわかる。この洞穴にいるかぎり、そうそう危険に遭うことはないだろう。それよりも急務の食料調達のほうが重要だ。
子供とはいえ、探索の手は多いほうがいいに決まっている。ミスミも内心悩みもしたが、連れていくわけにはいかないという結論にいたった。
「また鬼が来るかもしれない。危害をくわえてくることはないと思うが、ケガ人だけを置いていくわけにはいかないだろ。いざってときは、ボウズが二人を守るんだ。用心しろよ」
理由を聞いて、渋々ながら納得してくれたようだ。男の子はつっかえながらもうなずいた。
「だったら、空いている時間に狼煙を上げておく?」
「それだけはやめておくんだ、怪物がくるぞ。何もしなくていい、何もしないのがボウズの仕事だ」
「うん、わかった……」
顔に宿った不服そうな表情が気がかりだったが、いつまでも立ち止まっているわけにもいかない。敏い子なのでムチャはしないと信じて、ミスミは足を踏み出す。
連日の雨がウソのように、からりと空は晴れていた。山林に満ちた澄んだ空気は冷たかったが、陽射しがある分だいぶマシだ。
「よしッ!」と、気合いに覚悟を混ぜ合わせた声を発して、果実の探索を開始する。
まだ雨の抜けきっていない地面は、粘りけがあって足に絡みついてくるようだった。疲労と空腹と運動不足の三重苦に悩まされるミスミの足には、かなりの負担だ。手頃な折れた枝を杖にして、山林を進んでいく。
迷いそうで不安だったが、地面にくっきりと足跡が残るので、その心配だけは解消される。
一時間ほど歩いて、ようやく果実のなった木を見つけた――ただし、枝についた実の色はまだ青い。
もぎ取ってにおいを嗅ぐと、独特な青臭さが鼻腔を刺激した。手ざわりも石のように固く、食べ頃とはほど遠い感触だ。
それでも、念のために食べられるか確認してみる。おそるおそる青い果実に歯を立てて、小さな欠片を口に放り込む。
舌が味を感じ取った瞬間、ミスミはツバといっしょに欠片を吐き出した。吐き出した後もしばらく不快感が残り、よだれを垂らしてえずきつづける。
「に、苦い。食えたもんじゃないな……」
熟す前の果物は食料になりそうにない。わかっていたことだが、しみじみと実感した。
だが、熟した果実を発見できるとはかぎらない。味は最悪で栄養素も不充分だろうが、口にしても無害なモノであることは間違いなかった。飢え死ぬ前の最終手段として、一応収穫しておく。
持参したカバンに十玉ほど詰め込んで、ミスミはとりあえず満足する。
「ん?!」
気を取りなおして、次に行こう――と、周囲を見回したときだった。木立の合間から、黒いヒモ状の異物が目に入る。
正体に気づいて、ギョッとした。
まっすぐ空に向かって伸びていたのは黒煙だ。方角的に岩室がある付近が起点だった。
ミスミの脳裏に、不服そうな顔をした男の子の顔が浮かぶ、まさかとは思うが、言いつけを守らず狼煙を上げたのだろうか。
居ても立ってもいられず、慌てて来た道を引き返す。焦燥感に背中を押されて、杖代わりの枝を放り投げて走った。果実を探してあちこち蛇行していたこともあって、直線距離なら短時間で戻れるはずだ。
そうはいっても舗装されていない山中を行くわけだから、岩室にたどり着くのに二十分近くかかった。走りどおしで疲労はピークに達し、ボロボロになりながら馬車横で狼煙を上げる男の子の前に転がり込む。
「な、何やってんだ――」
ミスミは乱れた呼吸を整える間も惜しみ、かすれた声を絞り出す。
いきなりの帰還に驚きで目を丸くした男の子であったが、その表情は時をおかず笑顔となった。
「おじさん、聞いてよ。声がしたんだ!」
「ハア?」
「声だよ、声! あれは、ぼく達を探しにきた救助隊だった!!」
思いがけない言葉に、一瞬頭が真っ白になった。呆けたまま顔を上げて、地崩れで途切れた崖の山道を見る。
ここからは姿を確認できないが、近くにいるのだろうか。もしいるのなら、狼煙は見えているはずだ。
「それ、本当に本当か?」
「間違いないよ。この耳でハッキリと聞いた。おじさんの名前を呼んでたよ」
「た、助かったのか――」と、安堵の声をもらした瞬間、ミスミの視界に安堵とはかけ離れた存在が映る。
巨体を揺らして近づいてくる一ツ目の怪物だ。モンスターの知識に乏しいミスミであっても、その表情が怒りに満ちていることは判断できた。
怪物は耳をつんざく咆哮を上げて、力任せに近くの木を引き抜いた。まだ若木の範疇であろう比較的細い木であったが、それでもつかんだ幹の太さはミスミの胴回りほどある。
恐怖で身がすくみ、一歩も動くことができなかった。逃げ出したい気持ちでいっぱいなのに、足が震えて言うことを聞いてくれない。
ドスンと音を立て、引き抜いた木が降ってくる。怪物が放り投げたのだ。ミスミ達のすぐ脇に、深々と突き刺さっている。
この場合、動けなかったことが功を奏したと言うべきなのだろうか。よくわからない。
「ヒィッ!」と、ひきつった悲鳴を上げて男の子は尻もちをついた。歯の根が合わず、ガチガチと鳴っている。
怪物は大きな歩幅でさらに距離を縮めながら、またも木を引き抜いた。今度は投げるのではなく、確実に仕留めようと直接叩こうとしている。怪物の一ツ目には、ミスミ達が火を生み出す憎い相手と映っているのだろう。
すでに振りかぶった木が届く距離まで迫っていた。
ミスミは勇気を振り絞り、男の子をかばえる位置に体をずらす。こんな薄い肉壁では、役に立たないとわかりながらも。
怪物はちゅうちょなく襲いかかる。まるで手練れのバッターのように、スムーズな体重移動で腰を回転させて水平に木を振るった。
行動の選択肢は、いくつもあったのだ。よける、逃げる、防ぐ――危機を回避する方法が、一瞬にして頭の中に浮かぶ。それなのに、何一つとして選べなかった。肝心なときに迷い、体が動いてくれない。
ミスミは押し飛ばされ、男の子と絡まり地面に転がる。左肩から倒れ込んだことで、打ちどころが悪かったのか、また肩が外れていた。
左肩に激痛が走り、苦悶の声がもれる。
だが、それだけだった。怪物の暴行を受けて、脱臼のみですんだことが信じられない。
何が起きたのか理解できず、ミスミは動転して顔を上げた。目の前に怪物がいるというのに、無防備な姿をさらしてしまう。
刹那に自分が冒した失敗に気づきはしたが、危惧した攻撃はなぜか行われない。おそるおそる見上げると、一ツ目が向いていたのはミスミではなく別の場所だった。
視線を追っていた先には、黒い塊が転がっている。ヒクヒクと小刻みに震えて、赤い染みが広がっていた。
――あれは、“鬼”だ。
ここにいたった事情はわからないが、何が起きたのか推察できた。おそらく鬼が、身をていしてミスミをかばってくれたのだ。割って入ったことで、代わりに強烈な一撃を受けてしまったものと思われる。
凶悪な口から唸り声をこぼし、怪物が大きく踏み出す。邪魔立てによほど苛立ったのか、標的が瀕死の鬼に入れ替わっていた。
これが最後のチャンスだろう。助かるためには、鬼を囮にして逃げるほかない。でも、ミスミのなかに鬼を見捨てる選択肢は存在しなかった。たとえ無謀だろうとも、医者ならば、“彼”は助けなくてはならない。
危険が及ばないように男の子から離れて、ミスミは採取した青い果実を投げつける。山なりのゆるい軌道を描き、果実は怪物の尻に当たった。
「お、おじさん……」
「お前は逃げろ」
「それなら、おじさんもいっしょに」
「俺のことはいいから行け!」
泣き顔の男の子はためらいながら距離を取る。それを見届けて、ミスミはまた青い果実を投げた。今度は怪物の太いふくらはぎに命中する。
「おい、こっちだ、怪物!」
一度では足りず、数度ぶつけてようやく反応が返ってきた。
怪物は一ツ目を薄く細めることで、イライラを表現する。狙いどおりに目標を、こちらに戻すことができたのだが、そこから先のことは何も考えていなかった。
勢いだけの行動で、次の手は頭にない。自分の愚かさに、ひきつった笑いがもれる。
ミスミが後ずさるのに合わせて、怪物は進み出た。歩幅が違いすぎて、あっという間に距離は埋まる。たやすくミスミを打ち砕くことができる位置取りだ。
怪物が引き抜いた木を振りかぶった――同時に、閃光が放たれる。
目もくらむ光が、怪物を射抜いていた。その衝撃でグラリと巨体が揺れる。
「ミスミ先生!」と、聞きなれた声が耳に届いた。確かめるまでもなく、誰の声かはわかった。
待望の救助が来たのだ。ミスミがホッと安堵した瞬間、勢いよく地面に押し倒された。
「おい、ティオ。俺は肩が外れてんだ、頼むから乗っからないでくれ」
「あっ、すみません!」
背後から駆けより抱きついたティオを、支えきれず重なり合って潰れていた。申し訳なさそうにティオは身を離す。
「大丈夫か、ヤブ先生。急に行方不明になるから心配したんだぞ」
心配と言うわりには、やけにノンキな口調で声をかけてきたのはマイトだ。その隣にシフルーシュも控えている。ゴッツもダットンも揃っており、いつもの顔ぶれが並ぶ。
タツカワ会長が救助によこしたのは、馴染みのマイト達冒険者だった。
ありがたい反面、少し不安にもなる。普段の彼らを見ていると、とてもじゃないが頼りになる冒険者とは思えなかったから。
「おいおい、サイクロプスじゃないか。なんで、こんな山の中にいるんだ」
ゴッツは別段臆した様子もなく、興味深げに一ツ目の怪物を観察していた。まるで無害な野生動物を見ているかのような、まったりとした態度だ。
怪物のほうが、よほど警戒している。木を構えて、たった一つの目で慎重に冒険者を見回していた。
「そんなのどうだっていいだろ。さっさと倒してヤブ先生を連れて帰ろう。会長達が首を長くして待ってる」
「待て待て、あんな怪物と戦う気か?」
思いがけない発言に驚き、慌てて口をはさむ。てっきり、うまく誘導してその隙に退散するものと考えていたのだ。
ミスミの焦った顔を見て、マイトはニヤッと笑った。
「大丈夫。まあ、なんとかなるって――」
マイトは軽い足取りで踏み出して、腰に下げた剣を抜きながら突進した。
ふいのことで、怪物は虚を突かれたようだ。迎撃に木を振り下ろすが、反応が一瞬遅い。強力な一撃は地面をえぐるも、肝心の標的を外していた。
身をひるがえして攻撃をさけた勢いのままに、マイトは旋回して怪物の背後に回る。
後を追って怪物が巨体を回そうとするが、その動きは半端な体勢で止まった。
「土よ」と、シフルーシュが精霊に呼びかけて足の動きを封じたのだ。怪物の足は、スネのあたりまで土が這いあがり動作を阻害している。
間髪入れずにゴッツが突撃し、円盾を叩きつけて反撃の芽を摘む。盾を密着させることで自由な上半身の行動を制限したのだ。怪物は押しつけられた盾が邪魔で、木を振るうことができなくなっている。
そこに、背後からマイトの一突き――深々と刺さった剣は、怪物の背骨を断つ。
つづけざまにゴッツの短槍が、わき腹から差し込まれた。さらにはダットンが、容赦なく閃光の矢が放つ。
その一方的な展開に、ミスミはあ然とする。モンスターとの戦闘を普段目にすることがないので、マイト達がすごいのか冒険者なら誰しも同じことができるのか判断できないが、とにかく見事な戦いように仰天していた。
あまりにすごすぎて、これからはもう少し丁重に接しようかと思ったほどだ。
ミスミが恐れた一ツ目の怪物は、あっさりと撃破された。地に沈んだ大きな体は、もう動くことはない。
「おじさん、助かったんだね、ぼくら……」
泣き笑いを浮かべた男の子が、ふらふらと近づいてくる。
「そうみたいだな……」
ティオは笑顔で頭を撫でてやり、男の子にケガがないことを確認すると、改めてミスミに向いた。
「ミスミ先生の治療をしますね。まず肩を入れてから、活性化魔法で靭帯のケアをします――」
「待ってくれ。俺よりも、先に彼を治療してくれないか」
「えっ、彼って?」
どうやら彼の存在に気づいていなかったようだ。ミスミはよろけながら踏み出し、倒れた鬼の元に急ぐ。
後につづいたティオは、彼の姿を見て息を飲む。怪物を前にしたときよりも、空気が張り詰めるのを感じた。
「モンスター病」と、ティオは馴染みのない病名を口にする。
「ティオ、頼む。治してくれ」
「えっ、でも……」
「いいから、やれ!」
ティオはビクッと肩を震わせたあと、おずおずと呪文を唱えはじめた。
ためらう気持ちは理解できた。彼の歪んだ容姿に抵抗があっただけではなく、すでに回復魔法でも追いつかないケガだと一目で診断できたのだ。
腹部が押し潰されて、大量の血が流れだしている。まだ息があるのが信じられないくらいだ。
彼のかたわらにヒザをつき、そっと手を取った。じっとミスミを見ていた目が、わずかに揺らぐ。
「せ、先生、ふれるのは――」
「平気だ。こんなことで感染したりしない」
きっぱりと言いきり、強く手をにぎった。発疹にまみれた指が、かすかに反応する。
「ありがとう。君のおかげで、助かったよ。命の恩人だ、感謝する」
顔を覆う腫瘍の奥で、しっかりと結んでいた唇がほどけた。こもっていた息が、するりともれる。
彼は唇を震わせて、嗚咽するようにノドを鳴らした――何か伝えようとしたのかもしれない。だが、声と呼べるようなものが、耳に届くことはなかった。
「しっかりしろ。こんなところで終わっちゃダメだ!」
つかんだ手から力が抜けていくのを感じた。強張っていた顔がゆるみ、静かにまぶたが落ちていく。
ミスミは何度も呼びかけ、体を揺する。彼は少し面倒そうに、眉を上げた。そして――
「あっ」
それは気のせいかもしれない。だけど、最後の瞬間、彼が笑ったような気がした。
※※※
気づくと、勝手に体が動いていた。
安息の地に突如降ってきた人間の顛末を見届けようと、こっそりと“鬼”の後をつけて様子をうかがっていたときだ。
ロアルに手出しするつもりはまったくなかった。人間がどうなろうと、知ったことではないと思っていた。それなのに、襲われた人間を見た瞬間、無意識に体が動いていた。鬼が振るった木の軌道に割って入り、男を突き飛ばしていた。
その結果が――これだ。
全身から力が抜けて、まったく言うことを聞いてくれない。腹部にかすかな違和感はあったが、なぜか感覚がマヒして何も感じなかった。
ただ直感的に、自分が死にゆこうとしているのがわかり、それをすんなりと受け止めることができた。
未練はなかった。数えきれない不幸に押し潰された人生だ、生きることに疲れていたのかもしれない。
しばらくして、助けた男が近づいてきた。見知らぬ女を連れている。
男が何かを言っているが、声がよく聞き取れない。
だから、いきなり手をつかまれて驚いた。これまで会った人間は、病気がうつると言って、絶対にふれようとしなかったのだ。
思わず払いのけようとしたが、体が反応してくれない。わずかに指先を動かすので精一杯だった。
ロアルはあきらめて、身をゆだねる。もうすぐ死ぬのだから、気にするのもバカらしい。
口を開けて、最後に文句の一つも言ってやろうと思ったのだが、何も思い浮かばず笑えてきた。人間に看取られて死のうとしている現状にも笑える。
そこで、ふと自分が怖がっていないことに気づく。あんなに怖かった人間が、こんなにも近くにいて手を取っているというのに怖くない。
それどころか、ロアルは人の感触が心地いいとさえ思った。ひさしぶりに感じる手を通して伝わった他者の体温が、忘れかけていた母のぬくもりを思い起こさせる。
最悪の人生だったが、最後に少しだけ安らぎを与えてくれた。神様も粋なことをするものだと、ロアルは口元をゆるめる。
穏やかな気持ちで、深い眠りにつく。まぶたの裏にうっすらと光が見えた気がした。
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