応援コメント

第37話 一秒でも早く」への応援コメント

  • 鉱山事故……! 地下空間はいろんな意味で恐ろしいですよね(ノ_<)
    大魔法使いの本領発揮、といったところなのでしょうけど、オーウェンさん的にも状況は芳しくない様子。桁違いの魔力を持つ師匠が行けば、何とかなる……のでしょうか?

    何もかも投げ捨ててた最初の僕から、いろいろ経た今の僕は、随分と変化しましたよね。誰かのために必死になれる心は、師匠にとっても眩しく見えるのではないでしょうか。
    僕が全力を尽くしてつないだバトン、師匠が何とかしてくれますように!

    作者からの返信

    今回の話を書くために鉱山事故について自分なりに調べたのですが本当に恐ろしいですよね……。いつ起こるか分からない上に有毒ガスの発生や落盤など常に死と隣り合わせでいるようなものなので、多分自分だったら耐えられないと思います。

    リザレクションは秘術中の秘術でこれが使えるのはオーウェンと師匠以外にいません。また、そもそもの対象が一人なのに対して増幅器である水晶を通すことにより適応範囲を鉱山全体というとてつもない範囲で覆っています。実質無限の魔力量を持つ師匠ならともかく、凄まじい魔力を持つもののその魔力が有限であるオーウェンがこれを行うのは一つの賭けのようなものです。それだけ、僕のことを信頼しているからこその試みだったのですね。しかし、不老不死の魔法を解いたことによる代償はオーウェンを蝕んでいきます。結果どうなってしまうかは次回にて。

    この作品全体の重要なテーマとしてあるのが僕の成長です。命がけで他者を救おうとした僕の心は初期と比べて明らかに成長、というか正しい形になっていっています。この僕の成長にこそとても大きな意味があるのですが、それについては最終章に関わってきます。

    ぎりぎりまであがいて紡いだ最後の言葉は確かに師匠に伝わりました。次回、第6章フィナーレになります。オーウェン達はどうなったのか、そしてその結果がもたらしたものとは。お楽しみにお待ちいただければ幸いです。