応援コメント

第9話 見上げる空は高く遠く」への応援コメント

  • あぁなるほど、素養はあってもうまく繋がってないってことなんですね。僕の意外な特技が……もしかして、医者の素質があるのでは?
    砂の目で見えるってことは、そういう仕方の応用もできるんですね。凄いじゃないですか。ぐるたんの可能性も、僕の可能性も、広がっていきますね。
    ちびドラゴンと見習い魔法使い、何とも微笑ましい取り合わせで、師匠がふたりを眺めてめっちゃいい笑顔になってそうだなとか思いつつ、次週を楽しみにしたいと思います(^^

    作者からの返信

    僕はすごく魔力を扱うのが得意なのです。よく自分の魔力を詠唱を使わずに手足のように使っている描写がありますが、実はこれ、この世界では結構高度な事をしてます。さらにそれを複数の動作で同時にこなすというのは相当の集中力が必要であり、これは本人の才能と師匠の教え、そして努力の賜物、といったところです。人の不調が魔力に起因するものもあるので、そういった特殊なものを治す専門医としては僕は天職と言ってもいいかもですね。
    ちなみに人間はドラゴンとは逆で、魔法が使えるほど綺麗な魔力経路を持っているのは極少数です。なので、魔法使いはそれだけで特別視されるのです。

    砂の目が与える力は二つあり、一つは目に入ったものを完璧に記憶したり大体自分のものとして吸収できること、そして二つ目に行使されていない魔力の流れを見ることができます。これは魔の森に初めて入った時に本来の森の姿を捉えていた時や、そしてグラガラス野党団のオーガスを魔法使いと見破った時に使われていますね。
    そして以前、師匠はぐるたんの秘密を知っていたか、というものですが、師匠は気づいていません。なぜなら、師匠でさえ行使されていない魔力は見ることができないためです。なので、砂の目を持っているというのは実はすごいことなんですね。
    もちろん、魔法として行使された魔力は魔法が使えない人間にも可視化されます。例えば空気は見えないけど、それが燃えて火が出ると人にも見えるのとよく似ています。

    次週はついに小龍の部の開幕です。数多の子ドラゴンの中で僕とぐるたんは生き残ることができるのか。ご期待ください!