即席のコンビなのに息ぴったりじゃないですか! そして最後は赤vs青、小竜といっても体格差はあるんですね、やっぱり。魔力差だけじゃないんですね。
そしてまさか、あの実をここで使うとは……僕も無茶をする(笑)
ぐるたんは砲台ですね。この技は色々と応用ができそうです。とは言っても、僕にかなり負担がかかりそうなので、切り札的なものですね(^^
劣等感、あるいは疎外感に苦しんだ二人だからこそ、あきらめずに最後まで戦い抜くことができたんだろうと思います。師匠も嬉しいでしょうねぇ……。
ひとまずは、しっかり休息を。ぐるたんも僕もお疲れ様ー!
作者からの返信
お互いの役割を理解し、力を合わせたからこその結果ですね。また、絆を結んで心を通わせた結果でもあるでしょう。
覇竜祭は人の世界で言えば大体100年に1回の開催なので、どうしても参加するドラゴンに個体差が出てきます。小竜の部は初めて覇竜祭に参加できる資格を持ったドラゴンが参加する、いわば通過儀礼なので、結構各ドラゴンで成長度合いがバラバラです。ただし、覇竜祭は個人戦ではなく団体戦なので、各勢力の力量はそこまで大きな差はありません。
そして竜仙湖の実、実はこれは伏線だったのです。いくら二人がかりとは言え、そのままでは覇竜祭に生き残れるほど甘い戦いではありません。そこで、用意周到な僕はこっそりと竜仙湖の実を一つ持ち出しました。結果はあの通りです。
ちなみにこれ、普通の人間がやれば完全に自殺行為です。ただの一口でさえ魔力中毒で前後不覚になるのに、実を丸々一つ食べれば、僕の許容量の数倍の魔力が一時的に溜め込まれます。あのまま気を失ってしまえば、行き場のなくなった魔力が僕の中で暴走し、命を落としていたでしょう。意識を保つためのあの行為と、ギリギリのところで魔力を制御してぐるたんに流し込む技量があってこその為せる行為です。
ただ、これが普段からやれるかというとまた別問題で、僕の魔力許容量は年齢の割には多いものの、それでも巨大な魔法を行使できるほどのものではありません。竜仙湖の実の魔力、そしてそれに耐えられるぐるたんがいたからこそできたのです。僕の本領は器用さと知識の深さなので。
これまでの境遇、そして真正面から僕はぐるたんにぶつかっていったからこそ、二人の絆はあそこまで深くなりました。その結果、見事覇竜祭を制することができたのですが、実はこの後にちょっと一波乱。
次回、覇竜祭編は最終話となります。ぜひお楽しみに!
ここまで読ませて頂き、ようやくコメントが出来ました!
(長い間コメント出来ず申し訳ないです……)
今回の二人のコンビネーションと、戦いの描写には強く引き込まれてしまいました!
如何せんどうしても上手なコメントを残す事は出来ませんが、続きがとても楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
コメントはもらったらそれはむちゃくちゃ嬉しいですが、書きたい! と思った時に書いてくださるのがきっと一番なのですよ。某方は毎回書いてもらってますがw
ここは本当に書きたかったシーンであり、また難産だった話でもありました。どうやったら二人をここで活躍させることができるのか。それを見つけるために暇があれば頭の中で世界を走らせて、ああでもないこうでもないと様々な展開を考えてました。結局はこのような形に落ち着きましたが、この展開になったことに本当に自己満足してます。この章、自分で言うのも何ですが、本当に大好きなのですよ。いや、自分の嫌いな話は出さない主義なので、みんな好きなんですがw
次回で覇竜祭編は終了となります。後少し、できればこれからもお付き合いいただければ幸いです。