第4話 魅力的なキャラとは?作者を悩ませ続ける課題かも。
【質問4】魅力的なキャラを書くためにどんな工夫もしくはどんなことを気をつけていますか?
■Motokiの回答
魅力的なキャラ、ですか……。
難しいですよね。
うーん、これはどうでしょう……。自分自身が魅力的なキャラを書けているのか、という問題でもあるように思います。
魅力的なキャラは読者様を惹きつけてくれますから、作者にとっては『永遠の課題』ですよね。
ですが、そうですね。
魅力的かどうかは判らないのですが、私の小説のキャラクターの場合は、『良い子』と言われる子が人気あったり、思い入れや応援をして頂いたりしている気がします。
けれどもこれは、私が意識して「魅力的なキャラ」に出来た訳ではないので、今回のお題とは少し回答がズレていますでしょうか。
そうですね……。
私自身が「魅力的にしよう」と思ってキャラを作る場合は、セリフの言い回しやクセに拘ります。
私の場合は「魅力的なキャラ」=「格好良いキャラ」と単純な思考になっているので、精一杯格好良いセリフや仕草を考えます。
それには、自分が普段の生活やドラマなどで「あの人格好良いなぁ」と思った人物の行動や出来事が元になっています。
例えば。『クリミナルマインド』というアメリカのドラマがあるんですが、その中のホッチナーという登場人物が私的には「とても格好良い」んですね。
何処がかと言うと、部下を叱る時は別室に呼んで他の人に聞かれないようにして、褒める時は皆の前で褒めるんです。
他にも,普段はあまり笑顔を見せないのに、仲間に子供が出来たり喜ばしい事があったりした「此処ぞ」という時には、とても優しい笑顔を見せてくれるんですよね。
ホッチの魅力は、他の方に言わせれば違う部分になるかもしれないんですが、私的にはそこが『魅力的』なので、そういうキャラを作ります。
そこで、もうひと捻り。小説に出せるかどうかは判らなくても、「何故そういう性格になったのか」の設定も考えておきます。
ホッチみたいなキャラを作ったならば、「どうしてそんな素晴らしい上司になったのか」という設定などです。
例えば、新人の頃に自分に仕事を教えてくれた先輩がそういう人で、とても憧れていた。その人がもう亡くなっているので、自分がその人の遺志を継ごうと心に誓っているから、などです。
いつもその先輩が、瞼の裏に居るんです。
無理に小説の中で出してくる必要のない設定ですが、話を進めていく上で、色々なエピソードでのそのキャラの決断やセリフなどがブレなくなる。
ホッチを元にして作ったキャラだけれど、筋の通った、また違うキャラになってくれます。
そんな感じでしょうか……。本当に、難しいですよね。
と、いうコトで。
魅力的なキャラを書くために私がしている工夫や気をつけているコトは『自分の周りやドラマで魅力的な人物を見つける』『小説に出せなくてもそういうキャラになった設定を作っておく』でした。
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