第2話 俺♂外伝
ドゥルンドゥルン。男は剃刀を振り上げた。
「いゃぁんんんん」
真は桃色声をあげる。
ぷるん。金玉が揺れる。下着という拘束が解かれ玉は自由を取り戻す。
警察官の制服は切り刻まれ、全裸となったのだ。
「はぅ見られている。本官の本官が女学生に見られているッ!!」
股間に血液が集まり出す。
ゆらり。幽鬼のようにペニスが持ち上がる。
ペリペリペリペリ。先端を覆う皮がゆっくりと捲れ、中から鬼頭が現れた。
『ふんっ、久しぶりに童の封印が解かれたと思ったら、付喪神の雑魚が現れおったか』
つまらなさそうに、股間に生える角を生やした童子の少女は「にぃいいいいい」と口角をVの字にして笑った。
「ほ、本官の本官が幼女ぉおおおおおお!?」
気が動転した警察官は、立派にそそり立つペニスを真に見せつける。
「見せなくていいから。見せないでいいから」
真は両手で顔を隠すが、指の隙間からしっかりと目視する。
「おまわり(ちんこ)さん! 危ない!」
チェーンソーの付喪神に取りつかれた男が襲い掛かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます