応援コメント

第14話【第四章】」への応援コメント

  •  ふたたび、朝早くから失礼いたします。岩井喬さま。

     ぼくはなんとなく、フォロワーの方の連載からこの『ブラッディー・ベレッタ』を読み始めたのですが、あれ?そもそもなんで、岩井さまをフォローしたのかと調べたら、『小説が書けない!』にレビューコメントいただいていたんですね。忘れてました。
     もしかすると、本作があのレビューの中で触れられている筆が止まった作品なのでしょうか。すみません、気づいていませんでした。


     ということを書くのはですね、本作の、ここよりすこし前のエピソード、新幹線に乗ったあたりで、「あ、この小説はゆるやかな死を迎えているな」と感じたのです。
     で、この「死」を回避する方法はいくつかありまして、それをお伝えしようかと考えていたのですが、やはりですね、お薦めの方法は、「無理して書かず、ちょっと置いておいて、時間をあけて頭から書き直す」ではないかと思うんです。

     執筆には、成功体験と失敗体験がありまして、失敗から学ぶこともあるのですが、やはり成功から学ぶことの方が多い。まったく失敗しないというのも怖い話ですが、なによりも上手く書けたという体験が貴重だと思います。
     ぼくの私見ですが、無理して書くのは時間の無駄です。あまり、学ぶところはありません。


     ぼくも、過去に何作も、種をまいて書き始め、芽は出たのですが途中で枯れてしまった作品を生み出してきました。

     ただし、本作の文章とか心理描写とかは、良いと思います。「小説の死」を感じつつも、楽しく読めているのがその証左でしょう。


     とりあえず止まっている場所まで拝読いたします。個人的には、今読んでいる辺りは、なにやらきな臭くなってきた展開が楽しいです。



    作者からの返信

    お返事が遅くなり、失礼いたしました&詳細かつ丁寧なご助言、ありがとうございます。

    まさにおっしゃる通りで、創作に四苦八苦していたのは今作です。

    >「無理して書かず、ちょっと置いておいて、時間をあけて頭から書き直す」

    僕も薄々そう感じてはいたのですが、『失敗でもいいから書き上げよう!』という気運が高く、胸中でうまく歯車が回らない状態でもありました。
    また、具体的にそうアドバイスしてくださった方(今回は雲江斬太様)がいらっしゃったお陰で、構想を一気に塗り替える勢いがついたのも事実です。

    >成功から学ぶことの方が多い

    これは意外であったと同時に、非常に(いい意味で)考えさせられるお言葉でした。まだ実感は掴めておりませんが、そして論点がズレるような気も致しますが、
    「成功する⇒楽しく書ける⇒いい作品ができる⇒読み返して納得する」ということなのでは、などと思っております。

    繰り返しになりますが、貴重なご助言、誠にありがとうございました<(_ _)>