神々は止まり木に呪縛せし

神々は止まり木に呪縛せし

疾うに洛縁の揺籃に入る


未知を誤る尖端には

陽は鎖 煌々と蹂躙去りて

打ち塞がれた眼孔

大穴で零に処す


此処は地獄絵図


星々は芳香を滑空させ

天に割く花緋


魅せる琴

然も亜嵐


所詮泥沼の様相を呈する

停滞した風は

総てを持ち去るだろう

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