第2話 ゴールに向かう角度を変えてみる??
会計士試験を諦めることを促されたドラゴンボールおっさん、怒りに震えるも、くだらねぇー奴にキレても仕方ない。何より簿記講師の主張にも一理ある。オレはこの試験に向いていないのかもしれない。これ以上この試験に時間を費やすよりも別の道を探すべきなのかもしれない。『そんな事あるかぁ〜!!』折れそうな心を怒りで必死に鼓舞するドラゴンボールおっさん。簿記講師の戯言と自分の弱い心は置いといて、『今』の自分の人生をなんとかせねばならない!!いかんせ、大学卒業後、公認会計士試験に専念するのみで職らしい職にまともについていない。既に20代後半に差し掛かっている。外の世界を知る、会計士試験から少しだけ距離を取るのも重要かもしれない。職探しを始めてみることにした。
会計士試験の傍、実は税理士試験の簿財の2科目合格を持っていたドラゴンボールおっさん!科目合格者として拾ってくれる税理士事務所を見つけた。職が出来て、勉強もつづけられると大いに喜んだのだが、喜んだもの束の間!!。いかんせ、20代の経験が、会計士、監査を目指して現代のネバーランド ◯原簿記学校でピーターパン受験勉強をひたすらやってたのみである。理想に燃える夢半ばおっさんピーターパンと化していた彼は、現実と折り合いをつけながら、テキトーに業務を捌いているだけの小規模会計事務所は悪の権化に見えたらしい。職業的懐疑心はどこに行った??公平な税負担を促し、社会に貢献することが我々会計人の使命ではないかと事あるごとに事務所の所長に噛み付いた。そしたら、入社して一週間でクビになってしまった!!!
ネバーランド◯原簿記学校からは違う道を勧められ、入った会社を一週間でクビになってしまったドラゴンボールおっさん!!人生に絶望すると思いきや、彼にはドラゴンボールは必ずあるという信念があった。そんなおっさんを更なる悲劇が襲う!!
続く
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