第3話 まさかの展開
あれから2日がたった。もうかなり懐いてくれている、だけど、なぜか、琉音の方が好かれている。なーんーでー!私が飼い主なのにぃ!
私の家はかなりでかくて、空き部屋が2つあったので、そのうちの1つをシエルにあげた。おもちゃとかもかって、もうすっかりこの家の家族だよ。
よーし、暇だし、シエルと遊ぼっかな〜!
「シッエr…」ドアを開けるとそこには知らない男の子がいた。
「ふわぁ」男の子はあくびをした、すると私に気づいたのかこっちをみて、耳をピクッとさせて、待って!よく見たら、耳が…耳が…犬だ!!!頭についていて、犬の耳をしている。なんでなんで!?
「あ、しまったぁ!」ビックリして混乱していると男の子が口を開いた。それよりシエルは?無事?どこ?もう頭がどうにかなりそうだ。
「美桜、驚かせちゃってごめんね。この姿でははじめまして、ぼく、シエルだよ。へへ」か、可愛い。可愛い声に可愛い容姿可愛いと思っていたけど、ちょっと待った。「今なんて?」
「だから、美桜が可愛がってくれている、犬、シエルだよぉ〜!」「え、えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?」何が起きたんだろう。私はどうすればいい。ますます頭がこんがらがってきた。そのとき!
「美桜?どうしたの?」しまった!お母さんの声だ。おっきな声出したから心配して来たのだろう。階段を登ってる音がする。
「と、とりあえず隠れてシエル!」私は小声でそう叫んだ。すると自分はシエルだという男の子はカーテンの後ろに隠れた。
「どうかしたの?美桜、大丈夫?」
「う、うんなんでもないよ。ちょっと発声練習してただけだよ。」
「発声練習?まぁいいわ、ビックリさせないでよね。」
「ごめんごめん」はぁ…よかった、そろそろ出て行ってくれそうだ。
「あれ?そういえばシエルは?」
ギクッ。マズイどう答えればいい…考えろ!私!このポンコツな頭で考えるんだ!
「クゥン?」
するとシエルがカーテンの後ろから出てきた。な、なんでぇ!?で、でもとりあえずよかったぁ。
「あら、そのにいたの、可愛いわね」
そういうとお母さんは部屋を出て行ってくれた。
よし、じゃあ、話を聞いてみよう。もう頭どうにかなりそうだけどね。
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