ノーベル文学賞をとりたいなら秋山瑞人に学べ！！

はじめに

序文

　『ノーベル文学賞をとりたいなら秋山瑞人に学べ』にようこそ。

　あまりにも大上段に構えすぎたタイトルですが、同じように秋山瑞人に取り憑かれた瑞っ子の方には、これが少しも大上段でも大風呂敷でもないことはおわかりいただけるでしょう。

　（ちなみに、私は当然、秋山瑞人先生がノーベル文学賞を受賞して、「日本国　秋山」で郵便が届く未来を信じています）

　これは、瑞っ子の、瑞っ子による、世界人類のための小説技法集です。

　とはいえ、ここを訪れた中には、まだ秋山先生の作品を一つも読んだことがない、という方も多くおられるかと思います。

　そんなあなたに！

　なんと、このカクヨムでは、秋山先生の『イリヤの空　UFOの夏』を無料で読むことができます。

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054885579795

　巻数にしてその１とその２の冒頭のみですが、おそらくそこは問題ないでしょう。

　そこまで読んでしまったらドカン。

　止まらない列車に乗ったあなたは、Amazonで残りのイリヤと『猫の地球儀』と『DRAGONBUSTER』、さらには絶版中の『鉄コミュニケイション』と続きが出ない『ミナミノミナミノ』。ハヤカワの短編集に収録の『おれはミサイル』に『海原の用心棒』。そして、全人類がファイナルを待ち続けている『E.G.コンバット』までを、あっという間にカートに入れているのですから。

　しかし，そこまでです。

　全宇宙を破壊するほどの才覚を持った秋山先生ですが、既刊の作品は基本的にはそこまで。

　新刊を待ち続ける瑞っ子は、常に秋山成分に飢え、渇き、ネット記事の隙間やとんでもなく古い電撃HPのインタビュー記事、画集の特典やDSの特典などを探してさまよい歩くゾンビのように、徘徊を続ける運命にあります。

　もしも、『E.G.コンバット』のファイナルが見れるなら，いくら積んでも惜しくはないという瑞っ子は、実に多くいることでしょう。

　クラウドファウンディングでもやったら、あっという間にとんでもない金額が集まりそうな気はするのですが、それで続きが見れるとは限らないのが創作の難しいところ。

　もしも、この技法集が新刊出版に少しでも寄与するなら。

　そうではなかったとしても、人類に語り継ぐべき小説技法の数々を明らかにするべく。

　これは、瑞っ子の、瑞っ子による、世界人類のための小説技法集です。