第3話 戦いの先に

ハンドガンとマガジンを手に取ったかばんに俺は「小さい武器だが頼りになる、初心者に大きな武器は厳しい、今はそれで我慢してくれ」と一言据えたかばんも「僕も初めてなのでこれくらいが丁度良いですよ」と納得してくれた

俺はそれから予備の無線をかばんに渡しながらこう言った 「何かあったらこれで連絡を取ろうこの説明はラッキーに丸投げさせてもらう、ラッキーよろしく。」 と言うとラッキーは「マカセテ ソレジャァ ナビゲーション ヲ カイシスルヨ」「はい!」とかばんは返事をした、「さて俺達は奴等の相手でもしとくか、兄さん行こうか」ガチャとアサルトライフルにドットサイトとブースターをつけた、そして俺はサーバルにこう告げた「サーバル君はかばんと一緒にここに居ろガイドが済んだら来てくれ」と言うと「うん、それからセルリアンは石が弱点だからよく狙ってね」そう言われたが銃は殆どのものは弾が貫通するようになっているので「狙う必要は無いその弱点の石ごと奴等のことを撃ち抜く」と兄が言うとサーバルは

顔を赤らめた、カッコいいと思ったのか 全く雑魚10体相手にここまでするかな、とりあえず俺達は弾丸を装填した鋭くガシャリという音をたて装填される、かばんにはガイドが済んだら無線で連絡をするように言った、さてド派手にやってやろう、そう思いながら俺達は茂みを出たすると奴等の無機質な視線が俺達に向いた、さて火蓋が切って落とされたなと思い俺達は発砲をした

「これでも喰らえ」バシュンバシュン 放たれた弾が奴等のうちの一匹を貫きパッカーンと言う音と共に爆散した俺達は次々に奴等を射抜く、だが奴等は沸いて出てくる「くそ甘く見すぎてたな」と言葉を溢しつつ俺達は奴等の殲滅に専念した。「無理に格好なんて付けるもんじゃないぞ兄さん!」そんな時無線に連絡が…ピピッピピッ…ザザッ「ヒロアキさんハルアキさん聞こえますかかばんです今ラッキーさんの説明が終わりました」俺は「そうか、それなら早く来てくれ、奴等倒しても沸いて出てくる。」「全く奴等何体居やがる!」と溢しつつ伝える、かばんも「わかりました待っててください。」と俺達に伝えた、さて持ち堪えないと、と思いながら俺は奴等を殲滅し続けた

「くそっ、きりがない」カチャジャキン

その時、後ろから聞きなれない声が「あ!これはフェネック、パーク危機なのだ!」

「そうだねーアライさーん」

そこには、クリーム色の髪色をしサーバル同様大きな耳が特徴のおっとりした少女と、銀髪に黒が混じった如何にも活発そうな少女がいた

一方のクリーム色の髪をした少女はこちらに大きな声で「おにーさん達ー手伝うよー」

ともう一方の活発そうな少女は「こういう時はアライさん達にお任せなのだ!」と言ってきたこりゃ良い助っ人だ取り敢えず俺は、彼女達に戦いに加わるように要求したするとその時「アライさんにフェネックさん、こんなところで会うなんて偶然ですね!」

「は!その声はかばんさんの声なのか?」

「かばんさんお久しぶりだねー」…おいなんか知り合いみたいな喋り方だな、まぁかばんもここに居て結構長いらしい「取り敢えず話は後にしてくれ!」と俺が言うとみんな慌てた表情をして戦闘に入ったそして着実にセルリアンは減っていった、やっぱり格好なんて付けるもんじゃないな兄よ




「さてこれが最後か」バシュン

パッカーン と最後の一体を片付けたその後俺達は助太刀してくれた二人の所にいった、近寄ると身長は俺達の胸の辺りか少し上くらいと低いのに凄いな、やっぱり世の中は広いんだな



「さっきは助けてくれてありがとう、俺はただのヒトのヒロアキだ、よろしくな」「同じくこいつの兄のハルアキだよろしく」と少し低めの二人に手を差し伸べたすると「アライグマのアライさんなのだ!よろしくなのだ!ヒロアキさん!ハルアキさん」「フェネックなのさー よろしくねー ヒロアキさーん、ハルアキさーん」と笑顔で握手をした 「かばんもよく頑張ったその武器は君にあげるよ、護身用だ自分や友達を守るために使うと良いよ。」とかばんの肩をポンと叩いた、その後アライさん達に今後のことを伝えると「アライさん達も行くのだ!」

「私達も付き合うよー」と言った、仲間が増えたことは良いことだ、俺たちはこれからジャングルに入る、これからどんな事があってもこのパークをみんなを守る、俺達の中でその闘志が燃え始めた





だがまさか、これから起こることを俺達は予想だにしなかった。

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