第2話 新たな一歩

翌日、俺はサバンナの木漏れ日で起きた、そして横を見るとハルアキ兄さんが「よう、ヒロアキ」とそして俺は「あぁ、おはよう兄さん」と返す、先にかばん達は起きていたようだ、さて今日はジャングル地方に向かうのだが、何でもゲートの近くは"セルリアン"

という怪物がよく居るらしい

今日は武器を使うことになりそうだ。


「それじゃ、各々準備をしようか」

「はい、それでは終わったら声をかけますね。それじゃサーバルちゃん行こう」

「うん、じゃあまた後でねヒロアキちゃん、ハルアキちゃん」

「またあとで」「終わったら直ぐ行く」


俺達はそう言って準備を始めた

「まずは武器を準備するか、弾は…っと、ん?このメモは…何々」「弾丸はケース単位で用意してありますのでご安心ください…ミライより」「ミライさんってあの緑色の髪で眼鏡をかけていてフレンズを愛して病まないお姉さんだよな」 俺達はその弾丸を手に取り全てのマガジンに弾を込めて銃本体からマガジンを抜き取り弾丸の確認もした 「これが、対セルリアン弾か」その中には弾丸の先端に青いチップの入った物があった、それにしてもさっきリュックの中確認したら弾丸の量が半端じゃない、いくらなんでもケース単位で用意するのは ちょいと大袈裟すぎるなと思い、再びメモを確認したら 「120.53?これは、多分無線の周波数か、多分ミライさんの後で無線でやってみよう」

俺達はアサルトライフルを持ち二人のもとに向かった




その後、すべての準備を終えた所二人と合流し歩き始めた

その後二人から質問をされた

"今持ってるのは何?"と

俺は答えた「これは銃という武器の一種だ、野蛮な奴等はこれを殺すためや何かを奪う為にに使う、一方では悪者から平和を守るために使う者も居る。」

とするとサーバルが「ヒロアキちゃん達はどっちなの?」と聞かれたので「勿論悪者から平和を守るために使うよ」と答えたすると彼女は「そっか、じゃあ正義の味方だね」と笑顔で答えかばんも

「ヒロアキさん達とっても良い方なんですね」と答えた、するとかばんの腕時計からから声が聞こえた「ダレカワスレテタイカナ?」

と俺達はうおっ!と声をあげた

「あ、ラッキーさんヒロアキさん、ハルアキさんこちらパークガイドのラッキビーストのラッキーさんです」「ヨロシクネ ヒロアキ ハルアキ」

「よ、よろしくな」「お、おう」

とぎこちないが小さなパークガイドとの自己紹介を終えた




しばらく歩いていると池のような所に着いた水飲み場だろうか、するとそこから

「だぁ~れぇ~」ザブンと

水しぶきを上げながら出てきたのは…「あ、カバ!おはよう!」「カバさんおはようございます!」「おはよう、かばん サーバル 今日もお出かけ?」 「うん、今日は新しい人が来たからパークを案内しようと思って、あ!ヒロアキちゃん達自己紹介して」 と促してきたので俺達は自己紹介をした


「えっと、はじめましてヒロアキです。男です、因みに外からきたヒトですフレンズではなくただのヒトです。」 「 初めまして同じくヒトのハルアキです」

というと彼女は 「あら、そうなの?よろしくねヒロアキ、ハルアキそれにしてもかばんの他にヒトが居たなんて、良かったわね、かばん」 とかばんに語りかけた

何でも、かばんは島の外には出たものの"ヒト"が見当たらずジャパリパークに帰って来たらしい とりあえず、これからジャングルに向かう事を伝えると「気を付けるのですのよ」と心配そうに言ってきたのでやはりこの先に危険が待ち受けているのだろうか…

そんな不安を感じつつ俺たちはゲートを目指した



ゲート前の茂みにて…やはりそこには小型のセルリアンがざっと見10体程居たすると「うわ、すごい数どうしよう」とさすがのサーバルも驚きの模様、俺は思い付きだがかばんにこう訪ねた「銃は扱えるか?」とハンドガンとマガジンをいくつか渡しながら

するとハルアキ兄さんが「おいおい、使えないだろう」と言った瞬間ラッキーは声を押さえて、かばんに「セツメイハ マカセテ」

とさすがはラッキーだ、それに背中を押されたかばんは

「はい!やります」と俺のハンドガンとマガジンを手に取り言った



さぁ、戦いの始まりだ

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