第4話 暇つぶしの魔法訓練
赤ちゃんだと気が付いてからは、時間を有効活用するために、魔法の訓練をすることにした。
普通の子供がやるよりは、割と早めだったと思う。
やる事がなさすぎたから、結構上達してしまった。
出来るようになったのは、オーソドックスな火・水・雷の三属性。
この世界には魔法があって、色々な種類があるらしいけど、今のとこ俺が使えるのはこの三つだけだ
特殊スキル系は、よく分かんない感じだ。
運命なんちゃらは、試してみようとしても分からんし、即殺スキルは物騒なので誰かで試すわけにもいかないし。
庭とかにいるありんこで試してみても良いけど、魔法の試し撃ちでアリを殺すって、画面がなぁ。
三歳児が、家の庭でありんこ殺しに精を出してるとか、嫌じゃない?
というわけで、魔法の練習と言ってもたかが知れてる。一般的な魔法を出したり、強くしたりそればっかりだ。
魔法が使える世界すげー、って最初は感動したけど、何百回もやってたら飽きたし。
ただ、ぼうっと魔法を使い続けてるのも、発展がなくてつまらなかったので、水やりしたり、生活ゴミの燃焼とかしてる。
「坊ちゃん、いつも手伝ってくれてありがとうございます」
「ラックス様は小さいのに偉いですね」
そんななので、なんかちょっと使用人たちからの好感度が上がって、お駄賃貰ったり、おやつ貰ったりしてる。
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