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    古城と血だまり、そこに漂う悲哀から、なんとなく『青ひげ』や吸血鬼にも通じる仄暗い空気を感じました。
    青ひげは他者から剣を振るわれることで最期を迎えますが、赤帽子のように時間を忘れた(あるいは時間から忘れられた)存在には、それすら難しいのでしょうね…。
    彼にとっては清らかすぎるだろう文字列や十字架が、けれど、どうか月明かりのように優しくあることを願わずにはいられません。

    作者からの返信

    返信が遅れて申し訳ありません。感想、ありがとうございます。西欧の古城に棲むというレッド・キャップの伝説から思い浮かべた話でした。言われてみれば、シチュエーションと対比的な色合いからかの青髭も連想されますね…
    人ならざる者とは、何らかの形で時間と折り合いの悪くなった者というようなイメージがあります。私も、せめて彼の触れる光が優しくあってくれるよう祈るばかりです。