第2話 ベットのなかで
「いいからこっちに来るんだ。」
吸血鬼の男はまだ泣き止まないちいさな娘をベットに寝かせる。
ずっとそばにいてくれなきゃいや!
やれやれと仕方なく吸血鬼の男は頭をかきながら、ちいさな娘を寝かしつけ、自分もベットに入った。ちいさな娘は吸血鬼の背中に顔をこすりつけ父親の名を呼んだ。吸血鬼の男はそのちいさなぬくもりに愛しさを感じた。
『私と共に永遠を過ごしてほしい。死んでほしくない。』
吸血鬼は無防備に眠っているちいさな娘の細い肩を噛んだ。自分のものだとしるしをつけるように。そして血をすすった。これで永遠に私のもの。
吸血鬼はちいさな娘の衣服を剥ぎ下肢をさぐり、つぼみをみつける。そこをそっと撫で回す。ちいさな娘はちいさな嬌声をあげる。
吸血鬼はちいさな満足を覚える。
吸血鬼は幾度も幾度もちいさな娘にキスをする。身体中に。彼女は永遠に私のもの。
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